...「庵室」を掃除するのが嫌だ...
...客間の次に庵室に案内された...
...彼は庵室で禅を修行している...
...庵室には蟻が大量発生している...
...日本史の教科書には庵室が登場する...
...この庵室へ、二人の頑丈な人夫が、大骨折りで、不平たら/″\、例の旅行鞄を擔ぎ上げた...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...姫(ひめ)を庵室(あんじつ)にかくまっておかう...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...修道院から四百歩ばかり離れた庵室に閉じこもっておられますので...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...寂しい庵室に住まわしてもらうようになった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...彼が庵室の森へはいった時...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...青嵐居士は道庵を庵室に招じ入れ...
中里介山 「大菩薩峠」
...お堂の妻戸に庵室の戸を開け合せるようにし...
中里介山 「法然行伝」
...庵室の縁の高きは遠望に佳ならむがためなり...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...其水の近くに一つの庵室がある...
長塚節 「松蟲草」
...一人で饒舌(しゃべ)って一行を庵室の中に案内しました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...明日という日は鉄心道人の庵室へ乗り込んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...道人の起居する庵室に入ることになったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そこまでは判りませんが」「寅吉も庵室へ出入りするのか」「とんでもない」兼松の様子では...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...庵室から一と晩出なかつたといふのは本當だらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...庵室と納屋の燒跡を見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寺というよりは無住の庵室で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「一清(いっせい)道人の庵室はどちらでしょうか」樵夫は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...三二尺ほど開けた戸の隙から、霰(あられ)を持って山風がふきこんで、庵室のうちは、炉の赤い炎に、大きく明滅を描いた...
吉川英治 「親鸞」
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