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高浜虚子 「五百句」
...遠山(とおやま)に日の当りたる枯野かな明治三十三年十一月二十五日 虚子庵例会...
高浜虚子 「五百句」
...庵には誰も来ない二人で二人の夜を――といふ樹明君の近作があるが...
種田山頭火 「其中日記」
...午後、樹明来庵、程なく敬坊幻の如く来庵、三人揃へば酒、酒、酒...
種田山頭火 「其中日記」
...午後、Nさん来庵、文藝春秋と婦人公論とを持つて来て貸して下さつた、感謝々々、いつしよに郵便局へ行き油屋へ行き、それからまたいつしよに帰庵して、龍眼肉を咬みお茶を飲んで話した...
種田山頭火 「其中日記」
...久しぶりに樹明君来庵...
種田山頭火 「其中日記」
...長府海岸旅人わたしもしばしいつしよに貝を掘る波音のうららかな草がよい寝床松原伐りひらき新らしい仕事が始まる四月三日 曇、時々降る、帰庵...
種田山頭火 「道中記」
...ただ食卓に侍するために)修道院をさして庵室の囲いの外へ出た時...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...フェラポントの庵室の立っている一隅をさして進んで行った...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...道庵先生のことになってみたりしてるうちに...
中里介山 「大菩薩峠」
...道庵の医術のほどもありましたでしょうけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...見徳庵――寺とはありませんが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...蘆雪(ろせつ)庵の系統をひいているのか...
久生十蘭 「西林図」
...米庵は長崎にゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...春庵は年を踰(こ)ゆるに及ばずして京都より還つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「孝庵さんの話では鼠取りの毒だろうということですが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...いつも蝸牛庵らしく閉まつてゐた...
吉川英治 「折々の記」
...庵(いおり)を移しておられます...
吉川英治 「私本太平記」
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