...ウチの庭樹はたくましく育っている...
...この庭樹は日当たりが悪いと育ちが悪いよ...
...庭樹を植える場所を間違えると、後から移植しなくてはならなくなることもある...
...庭樹が大きくなりすぎて、上の方の葉っぱが枯れてしまった...
...今日は庭樹の剪定をしました...
...その又砂利の上には庭樹の落葉が紛々(ふんぷん)として乱れてゐる...
芥川龍之介 「東京小品」
...視界に入る庭樹を...
梅崎春生 「庭の眺め」
...庭樹(にはき)は大小に随(したが)ひ枝(えだ)の曲(まぐ)べきはまげて縛束(しばりつけ)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...一体庭樹といふものの多くが...
薄田泣菫 「独楽園」
...清三の室(へや)は中庭の庭樹(ていじゅ)を隔てて...
田山花袋 「田舎教師」
...大家(おおや)の庭樹(にわき)のかげには一本の若竹が伸びて...
田山花袋 「田舎教師」
...庭樹の下などを漫歩(そぞろあるき)する...
田山録弥 「孤独と法身」
...この圧迫するような感じを救うためには猿股(さるまた)一つになって井戸水を汲み上げて庭樹などにいっぱいに打水をするといい...
寺田寅彦 「夕凪と夕風」
...西北の風烈しく庭樹の鳴り動く声潮の寄来るに似たり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...四十雀羣をなして庭樹に鳴く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...一時杜絶えた点滴の音のみならず庭樹を揺る風の音につれて雨戸ががたがたしだした...
永井荷風 「春雨の夜」
...薄い霧が庭樹の間を川の流れのように動いているのがみえた...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...また庭樹としても植えられてある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...やはり静かな庭樹のかげが...
室生犀星 「童子」
...蒼茫(そうぼう)とした月明(つきあかり)を思わせるようにあかるい夜ぞらと庭樹の間にはそれらしい陰影すらなかった...
室生犀星 「後の日の童子」
...庭樹の枝を叩き折ってまわり...
山本周五郎 「菊千代抄」
...庭樹の間から朝の陽が薄々と洩れはじめている...
吉川英治 「剣難女難」
...新しく庭樹を植え込んだり...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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