...王の着座するや、其頭には金色に塗りて更にまた彩りたる鷄卵を並べて作れる笠を冠として戴かせ、其手には「マケロニ(麪(めん)類の名)つけたる大いなる玩具(もてあそび)の柄つきの鈴を笏(こつ)として持たせたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...あに書窓に閑座するのときならんや...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...しかしてその沈思黙座するは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...やはり熊野の社の鎮座する峠の宿の方面でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...先生と同郷の学生などには時たま座敷で同座する場合もあったが...
夏目漱石 「こころ」
...八幡城に鎮座する...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...二人も鎮座することは...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...須田村桃太郎が病気で退座するとの届...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...客間に対座するとすぐ...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...書役を隨へて著座する...
森鴎外 「最後の一句」
...書院(しょいん)には両奉行が列座する...
森鴎外 「最後の一句」
...書役(かきやく)を従えて着座する...
森鴎外 「最後の一句」
...品物は常に玉石同座する...
柳宗悦 「民藝四十年」
...ともかくもとお通し申して対座すると...
山本周五郎 「日本婦道記」
...高氏が陣座する柳堂の一房は簾(す)を垂れこめ...
吉川英治 「私本太平記」
...聟どのが着座すると程なく...
吉川英治 「新書太閤記」
...悠々と出座するなどという例(ため)しはめったにない...
吉川英治 「新書太閤記」
...中座するぞ」と断って奥へかくれてしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
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