例文・使い方一覧でみる「座して」の意味
スポンサーリンク...短い著物の人が幾人も彼と同座して一緒にいた... 
魯迅 井上紅梅訳 「阿Ｑ正伝」
...その前に端座して静かに経文を誦し始めたのであった...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...対座して話してゐるうちに...
種田山頭火 「行乞記」
...各又我が火焚き塲の傍に集（あつま）り座して且つ談（だん）じ且つ食（くら）ひ...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...要するに余等は五郎君の霊に引張られて今此処に来て翁と対座して居るのである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...そうして対座してみると...
豊島与志雄 「叔父」
...この鐘に釁る話が出た時の座に同座していた小林君の話によると...
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...王陽明毎朝自分の弟子を皆集めて端座して暫く黙って...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...）ちよつと中座して...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...中には大地に土下座して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...將軍も必ず親から出座して之を觀るの例あり...
福沢諭吉 「帝室論」
...手を束（つか）ねて安座していられなくなる...
二葉亭四迷 「浮雲」
...そして母と対座してゐる無風流気な姿を...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...此深い白昼の沈黙と溢れる光明（ひかり）の裡に座して私（わたくし）...
宮本百合子 「海辺小曲（一九二三年二月――）」
...それから正木博士と対座して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...遥かから土下座して祝いをのべた...
吉川英治 「新書太閤記」
...皆が仲よく一座してはどうじゃの」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...聳ゆるといふよりいかにもおつとりと双方に大きな尾を引いて靜かに鎭座してゐるのである...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？