...私は其奴等の面を引叩いてやりたく思ふことが度々ある...
石川啄木 「文藝中毒」
...御褒美もその間に度々戴きましたが...
上村松園 「想い出」
...醜い顔の他の女中が度々訴えたことも覚えている...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...官から度々その篤行を賞せられた...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...私は以前にも度々箱根へ遊びに来たので...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...昨冬以来相沢は度々地方裁判所のある市に出かけ...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...「あまり度々、この近所を荒し廻らないがいいですよ...
豊島与志雄 「変る」
...お客を眼中に置かないような振舞が度々(たびたび)あったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...妹のお松は度々苦いことを言いますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「度々御苦勞樣で――...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そんなに度々行水も使わせられなかったことだろうよ」平次は妙なところへ同情して居ります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...度々の修理によって変更されたとしても...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...そして両側の提灯に眼を奪われてあちこちと見廻して居るので度々石につまずいて転ぼうとするのを母に扶(たす)けられるという事でありたかった...
正岡子規 「熊手と提灯」
...『でも!私(わたし)は度々(たび/\)齒(は)を出(だ)して居(ゐ)ない猫(ねこ)を見(み)てよ』と愛(あい)ちやんは云(い)はうとしたものゝ...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...そんな女の所へ度々行くうちには...
森鴎外 「雁」
...それほどの重荷を曳きだすことが出来るかと考えたことも度々あつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...こんなこと度々やると死んじまうにきまっているから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...荷物を負ったまま道に倒れたことも度々ある...
和辻哲郎 「鎖国」
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