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内田魯庵 「八犬伝談余」
...わづかばかりの金を懷ろにして、日光より足尾、庚申山を經て、その妙義に來りし時は、懷中わづかに五錢しか無し...
大町桂月 「妙義山の五日」
...庚申山(こうしんやま)の麓(ふもと)にあって...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...はんの木村から庚申山(こうしんやま)の裾(すそ)へ出てようやく下宿へ帰りました...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...右へ右へと爪先上(つまさきあが)りに庚申山(こうしんやま)へ差しかかってくると...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...この大平と云う所は庚申山の南側で天気のいい日に登って見ると赤松の間から城下が一目に見下(みおろ)せる眺望佳絶の平地で――そうさ広さはまあ百坪もあろうかね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...庚申山(こうしんやま)一面はしんとして...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...君の庚申山(こうしんやま)へヴァイオリンをかかえて上(のぼ)るところと同曲にして異巧なるものだね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
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