例文・使い方一覧でみる「序詩」の意味


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...(序詩)天、我を殺さずして詩を作らしむ我生きて詩を作らむまことの詩、我みづからの詩天そのものの詩を作らむ――作らざるべからず(逍遙遊)ほんたうの人間は行きつまる行きつまつたところに新らしい世界がひらけるなげくな、さわぐな、おぼるるな(旅で拾ふ)のんびり生きたいゆつくり歩かうおいしさうな草の実一ついただくよ、ありがたう三月七日晴れたり曇つたり、そして降つたり...   天、我を殺さずして詩を作らしむ我生きて詩を作らむまことの詩、我みづからの詩天そのものの詩を作らむ――作らざるべからずほんたうの人間は行きつまる行きつまつたところに新らしい世界がひらけるなげくな、さわぐな、おぼるるなのんびり生きたいゆつくり歩かうおいしさうな草の実一ついただくよ、ありがたう三月七日晴れたり曇つたり、そして降つたりの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...天馬ペガサスが天翔ける道を飛來する南歐の詩人を歡迎する其序詩は初め「中央公論」に載つた...   天馬ペガサスが天翔ける道を飛來する南歐の詩人を歡迎する其序詩は初め「中央公論」に載つたの読み方
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」

...序詩の伊譯はさすが伊語の性質上原作以上である...   序詩の伊譯はさすが伊語の性質上原作以上であるの読み方
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」

...詩集「大白道」に次のような「序詩」がある...   詩集「大白道」に次のような「序詩」があるの読み方
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」

...その序詩の末段に...   その序詩の末段にの読み方
永井荷風 「霊廟」

...序詩空の上に、雲雀は唄を唄つてゐる渦を巻いてゐる太陽の光波(なみ)にまかれて唄つてゐる――時雨唄雨降りお月さん暈(かさ)下され傘(からかさ)さしたい死んだ母(かか)さん、後母(あとかか)さん時雨の降るのに下駄下され跣足(はだし)で米磨(と)ぐ死んだ母さん、後母さん柄杓(ひしやく)にざぶざぶ水下され釣瓶が重くてあがらない死んだ母さん、後母さん親孝行するから足袋下され足が凍えて歩けない死んだ母さん、後母さん奉公にゆきたい味噌下され咽喉(のど)に御飯が通らない死んだ母さん、後母さん曲り角銀行員のFさんは新しい背広を着て――大足に出ていつた黒いソフト、光る靴暖い日の午前九時頃曲り角でバツタリA子さんと行き逢つた(オヤ! オヤ!)すらりとした――桃割れ、白い歯Fさんの顔A子さんの眼(オヤ! オヤ!)二人はすれ違ふ胸の動悸柿の木のエピソード背戸の畑の柿が赤くなつて来ると毎日烏が集つて来て喰つてゐた子供に番をさせて置いても烏は毎日来た親父は洗濯竿の先へ鶏の羽根をぶら下げて柿の木の傍へ立てて置いた鶏の羽根がふわふわ動いてゐる烏は遠くから見てゐて来なかつた時折、別な烏が来ても鶏の羽根が動くとすぐに飛んでゆく親父も子供も安心して喜んでゐた一晩風が吹いた朝の暗い内から柿の木で烏が鳴いてゐた洗濯竿が畑の中に倒れてゐる子供は駈けて来て親父に咄(はな)した曼陀羅華何処から種が飛んで来たのか畑の中に曼陀羅華(まんだらげ)が生えてゐる百姓は抜いて捨てようと思つてゐる中に夏が来た曼陀羅華は葉と葉の間(あはひ)から白い花を咲かうとしてゐる百姓は花なんか咲かせて置くもんかと独言(ひとりごと)を云つてゐたたうとう秋になつて了つた曼陀羅華の花はすつかり実になつてゐる百姓は憤つて――手をかけると皆んな実は畑の中へぱらぱらはぢけて飛んだ二人歳の暮れも押し迫つて来てゐるのに間借りしてゐる二人はこれからさき、どうすればいいのか途方にくれてゐる二人は小さな火鉢を中にして痛切に――お互に――暮しませうと云つてゐるが矢張り涙にくれてゐる二人は昨夜(ゆふべ)も、同じやうな夢を見た銀貨だの、米だの、肉だの、炭だの凩(こがらし)は屋根を鳴らして吹いてゐる家鴨うしろの田の中に家鴨の子が田螺(たにし)を拾つて喰つてゐると雁(がん)が来た一所に連れてつてやるから勢一杯翼(はね)をひろげて飛んで見ろと雁が云つた家鴨の子は一生懸命飛んで見たが体が重くてぼたりぼたり落ちて了ふ雁は笑ひ笑ひ飛んで行つて了つた家鴨の子は泣き泣き小舎(こや)の前に帰つて来た親家鴨は桶の中へ首を入れて水を呑んでゐた子家鴨は別な良(い)い翼をつけて呉れろと大声で泣いてゐる親家鴨は仕様なしにそつちの方を向いて聞えぬ振りをしてゐた深淵ヨーイトマーケヨーイトマイタ――と深川の道路ツ端(ばた)に印袢纒(しるしはんてん)を着た女の声が唄つてゐる砂塵を捲いてタクシーは轣き殺すほどの勢ひに――人々はどやどやと街路樹の下に右に左に避(よ)けてゐる下町の深淵の中に沈んでゐる力のぬけた、だるい顔ガソリンのむかつく臭気(にほひ)嗅ぎながら女の声は唄つてゐる灰色の中に住んでゐる LABORER の――声は次第に疲れてゐた――印袢纒の女の声は疲れてゐた冬の日は一間(いつけん)ばかり残つてゐる生姜畑枯れ山の芒ア穂に出てちらつくが帯に襷にどつちにつかず赤い畑の唐辛(たうがらし)石を投げたら二つに割れた石は磧(かはら)で光つてる安(やす)が嬶(かかあ)の連ツ子はしよなりしよなりともう光る生姜畑の闇の晩背戸へ出て来て光つてる酒場の前特殊部落の――若い娘のお喜乃(きの)少(ちつ)とも人ずれしないほんたうに美(い)い綺縹のお喜乃先刻(さつき)からぼんやり、酒場の前に立つてゐるお喜乃よもう晩方だ、家(うち)へ帰つたら良(い)いではないか酒場の暖簾(のれん)から年配の男が首を出して云つたアイ、帰るよ、だがな伯父さん権さん今日は来なかつたか年配の男は権と同じ工場の古参(ふるひ)職工だ黄昏(たそがれ)の風に吹かれて職工の群は帰つてゆく...   序詩空の上に、雲雀は唄を唄つてゐる渦を巻いてゐる太陽の光波にまかれて唄つてゐる――時雨唄雨降りお月さん暈下され傘さしたい死んだ母さん、後母さん時雨の降るのに下駄下され跣足で米磨ぐ死んだ母さん、後母さん柄杓にざぶざぶ水下され釣瓶が重くてあがらない死んだ母さん、後母さん親孝行するから足袋下され足が凍えて歩けない死んだ母さん、後母さん奉公にゆきたい味噌下され咽喉に御飯が通らない死んだ母さん、後母さん曲り角銀行員のFさんは新しい背広を着て――大足に出ていつた黒いソフト、光る靴暖い日の午前九時頃曲り角でバツタリA子さんと行き逢つたすらりとした――桃割れ、白い歯Fさんの顔A子さんの眼二人はすれ違ふ胸の動悸柿の木のエピソード背戸の畑の柿が赤くなつて来ると毎日烏が集つて来て喰つてゐた子供に番をさせて置いても烏は毎日来た親父は洗濯竿の先へ鶏の羽根をぶら下げて柿の木の傍へ立てて置いた鶏の羽根がふわふわ動いてゐる烏は遠くから見てゐて来なかつた時折、別な烏が来ても鶏の羽根が動くとすぐに飛んでゆく親父も子供も安心して喜んでゐた一晩風が吹いた朝の暗い内から柿の木で烏が鳴いてゐた洗濯竿が畑の中に倒れてゐる子供は駈けて来て親父に咄した曼陀羅華何処から種が飛んで来たのか畑の中に曼陀羅華が生えてゐる百姓は抜いて捨てようと思つてゐる中に夏が来た曼陀羅華は葉と葉の間から白い花を咲かうとしてゐる百姓は花なんか咲かせて置くもんかと独言を云つてゐたたうとう秋になつて了つた曼陀羅華の花はすつかり実になつてゐる百姓は憤つて――手をかけると皆んな実は畑の中へぱらぱらはぢけて飛んだ二人歳の暮れも押し迫つて来てゐるのに間借りしてゐる二人はこれからさき、どうすればいいのか途方にくれてゐる二人は小さな火鉢を中にして痛切に――お互に――暮しませうと云つてゐるが矢張り涙にくれてゐる二人は昨夜も、同じやうな夢を見た銀貨だの、米だの、肉だの、炭だの凩は屋根を鳴らして吹いてゐる家鴨うしろの田の中に家鴨の子が田螺を拾つて喰つてゐると雁が来た一所に連れてつてやるから勢一杯翼をひろげて飛んで見ろと雁が云つた家鴨の子は一生懸命飛んで見たが体が重くてぼたりぼたり落ちて了ふ雁は笑ひ笑ひ飛んで行つて了つた家鴨の子は泣き泣き小舎の前に帰つて来た親家鴨は桶の中へ首を入れて水を呑んでゐた子家鴨は別な良い翼をつけて呉れろと大声で泣いてゐる親家鴨は仕様なしにそつちの方を向いて聞えぬ振りをしてゐた深淵ヨーイトマーケヨーイトマイタ――と深川の道路ツ端に印袢纒を着た女の声が唄つてゐる砂塵を捲いてタクシーは轣き殺すほどの勢ひに――人々はどやどやと街路樹の下に右に左に避けてゐる下町の深淵の中に沈んでゐる力のぬけた、だるい顔ガソリンのむかつく臭気嗅ぎながら女の声は唄つてゐる灰色の中に住んでゐる LABORER の――声は次第に疲れてゐた――印袢纒の女の声は疲れてゐた冬の日は一間ばかり残つてゐる生姜畑枯れ山の芒ア穂に出てちらつくが帯に襷にどつちにつかず赤い畑の唐辛石を投げたら二つに割れた石は磧で光つてる安が嬶の連ツ子はしよなりしよなりともう光る生姜畑の闇の晩背戸へ出て来て光つてる酒場の前特殊部落の――若い娘のお喜乃少とも人ずれしないほんたうに美い綺縹のお喜乃先刻からぼんやり、酒場の前に立つてゐるお喜乃よもう晩方だ、家へ帰つたら良いではないか酒場の暖簾から年配の男が首を出して云つたアイ、帰るよ、だがな伯父さん権さん今日は来なかつたか年配の男は権と同じ工場の古参職工だ黄昏の風に吹かれて職工の群は帰つてゆくの読み方
野口雨情 「都会と田園」

...大正六年一月十日葛飾の紫烟草舎にて北原白秋序詩の表現の目的は単に情調のための情調を表現することではない...   大正六年一月十日葛飾の紫烟草舎にて北原白秋序詩の表現の目的は単に情調のための情調を表現することではないの読み方
萩原朔太郎 「月に吠える」

...――朗吟調小曲――詩篇小解漂泊者の歌(序詩)  斷崖に沿うて...   ――朗吟調小曲――詩篇小解漂泊者の歌  斷崖に沿うての読み方
萩原朔太郎 「氷島」

...卷頭に掲げて序詩となす...   卷頭に掲げて序詩となすの読み方
萩原朔太郎 「氷島」

...代表的なのは「春のある冬」という序詩ね...   代表的なのは「春のある冬」という序詩ねの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...序詩を書いてくれと言いに来たことがあった...   序詩を書いてくれと言いに来たことがあったの読み方
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」

...金子光晴両氏の序詩...   金子光晴両氏の序詩の読み方
山之口貘 「声をあげて泣く」

...佐藤春夫氏の序詩と...   佐藤春夫氏の序詩との読み方
山之口貘 「装幀の悩み」

...佐藤春夫氏の序詩はその五年程前にもらってあったし...   佐藤春夫氏の序詩はその五年程前にもらってあったしの読み方
山之口貘 「装幀の悩み」

...それに、序詩、序文の佐藤春夫、金子光晴の両氏に並べて、表紙絵を山口重慶として兄の名を記しておいたので、有名人と名を並べられたことに兄は非常に名誉を感じていた...   それに、序詩、序文の佐藤春夫、金子光晴の両氏に並べて、表紙絵を山口重慶として兄の名を記しておいたので、有名人と名を並べられたことに兄は非常に名誉を感じていたの読み方
山之口貘 「装幀の悩み」

...闇に釣る船(安成二郎氏の歌集「貧乏と恋と」の序詩)真黒(まつくろ)な夜(よる)の海でわたしは一人(ひとり)釣つてゐる...   闇に釣る船真黒な夜の海でわたしは一人釣つてゐるの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」

...「久住山の歌」の序詩我等近く来るたびに...   「久住山の歌」の序詩我等近く来るたびにの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」

...琵琶行の序詩には...   琵琶行の序詩にはの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

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