...(序詩)天、我を殺さずして詩を作らしむ我生きて詩を作らむまことの詩、我みづからの詩天そのものの詩を作らむ――作らざるべからず(逍遙遊)ほんたうの人間は行きつまる行きつまつたところに新らしい世界がひらけるなげくな、さわぐな、おぼるるな(旅で拾ふ)のんびり生きたいゆつくり歩かうおいしさうな草の実一ついただくよ、ありがたう三月七日晴れたり曇つたり、そして降つたり...
種田山頭火 「其中日記」
...天馬ペガサスが天翔ける道を飛來する南歐の詩人を歡迎する其序詩は初め「中央公論」に載つた...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...序詩の伊譯はさすが伊語の性質上原作以上である...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...詩集「大白道」に次のような「序詩」がある...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...その序詩の末段に...
永井荷風 「霊廟」
...大正六年一月十日葛飾の紫烟草舎にて北原白秋序詩の表現の目的は単に情調のための情調を表現することではない...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...――朗吟調小曲――詩篇小解漂泊者の歌(序詩) 斷崖に沿うて...
萩原朔太郎 「氷島」
...卷頭に掲げて序詩となす...
萩原朔太郎 「氷島」
...代表的なのは「春のある冬」という序詩ね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...哥林多前書四ノ二十一序詩自分は愛のあるところを目ざして行くだらう悩まされ駆り立てられてもやはりその永久を指して進むだらう愛と土とを踏むことは喜しい愛あるところに昨日のごとく正しく私は歩むだらう...
室生犀星 「愛の詩集」
...序詩を書いてくれと言いに来たことがあった...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...金子光晴両氏の序詩...
山之口貘 「声をあげて泣く」
...佐藤春夫氏の序詩と...
山之口貘 「装幀の悩み」
...佐藤春夫氏の序詩はその五年程前にもらってあったし...
山之口貘 「装幀の悩み」
...それに、序詩、序文の佐藤春夫、金子光晴の両氏に並べて、表紙絵を山口重慶として兄の名を記しておいたので、有名人と名を並べられたことに兄は非常に名誉を感じていた...
山之口貘 「装幀の悩み」
...闇に釣る船(安成二郎氏の歌集「貧乏と恋と」の序詩)真黒(まつくろ)な夜(よる)の海でわたしは一人(ひとり)釣つてゐる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...「久住山の歌」の序詩我等近く来るたびに...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...琵琶行の序詩には...
吉川英治 「新・水滸伝」
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