...彼はいつも序破急の起伏に富んだ音楽を作曲します...
...武道家にとって、序破急の考え方は非常に重要です...
...営業計画書は序破急を意識した戦略が必要です...
...この小説は、ストーリーの序破急がユニークで興味深いです...
...この映画は、序破急を重視した演出が印象的です...
...序破急などゝいふ人間が第二義的につくつた法則などがあつた...
田山録弥 「小説新論」
...又は序破急であらうが無からうが...
田山録弥 「小説新論」
...そうして序破急と言いあるいは起承転結と称する東洋的モンタージュ手法がことごとく映画編集の律動的原理の中にその同型(ファクシミレ)を見いだすのである...
寺田寅彦 「映画芸術」
...劇場での初演の歌の歌い方と顔の表情とに序破急があってちゃんとまとまっている...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...そうして懐紙のページによって序破急の構成がおのずから定まり...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...序破急の構成を可能ならしむるために神祇(じんぎ)釈教恋無常が適当に配布される...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...「序破急」があり「起承転結」があり...
寺田寅彦 「備忘録」
...さいぜんあれほど人間味を発揮した序破急(じょはきゅう)...
中里介山 「大菩薩峠」
...序破急が乱れ出し...
中里介山 「大菩薩峠」
...甲野さんが「無絃(むげん)の琴を聴(き)いて始めて序破急(じょはきゅう)の意義を悟る」と書き終った時...
夏目漱石 「虞美人草」
...「流八頭(ながしやつがしら)」とか「八段之舞(はちだんのまひ)」とか「真之型(しんのかた)」とか「序破急之伝(じよはきふのでん)」とか「大極之伝(たいきよくのでん)」とか「真之掛留(しんのかかりとめ)」とか「作物出(つくりものだし)」とか「祝言之式(しうげんのしき)」とか「祝言之舞(しうげんのまひ)」とか...
野上豊一郎 「演出」
...起承転合や序破急は思想表現の基本的法則であり...
信時潔 「歌詞とその曲」
...八拍子の序破急に対する感覚を遺伝し...
夢野久作 「能とは何か」
...今は序破急な大太鼓のとどろきに鎌倉舞(かまくらまい)の笛囃子(ばやし)がいとおかしげに交(ま)じって...
吉川英治 「江戸三国志」
...序破急(じょはきゅう)に甲音(かんおん)三声(せい)...
吉川英治 「神州天馬侠」
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