...発熱して床につく...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...早速(さっそく)床につく...
江戸川乱歩 「接吻」
...厳粛に感謝して床につくのが...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...大地ひえ/″\として熱あるからだをまかす・いづれは土くれのやすけさで土に寝るこのまゝ死んでしまふかも知れない土に寝る熱あるからだをなが/\と伸ばす土前の宿にひきかへして寝床につく...
種田山頭火 「行乞記」
...しかし彼は適当な時にさっさと切り上げて床につく...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...やっと床につく多くの人には枕上は眠る事が第一義である...
寺田寅彦 「路傍の草」
...長老もやはり指が床につくくらい一人一人に会釈を返して...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ゆうべ床につく時...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...床につくほどのことはありませんでしょう...
豊島与志雄 「運命のままに」
...いつのまにか父は床につくことが多くなった...
豊島与志雄 「楠の話」
...ゆうべは餅のかわりに一掴(つか)みの米を供えておいたら床につくまもなくぱちぱちと内証らしくたべる音がした...
中勘助 「島守」
...三カ月も床につくような重い病気に罹(かか)るのを待つより外に仕様がないわけである...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...枕もとにノートと鉛筆とを置いて、床につく...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
...宿へ帰り入浴して、床につく...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十七日ごろからもう昼間床につくことはしなくなっていたと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...十一月下旬からどっと床につくようになった...
武者金吉 「地震なまず」
...勤めは重く、扶持(ふち)は軽し、ってえ奴ですな」「そこへ持ってきて、奉公先の伜が、売掛け金を持ち逃げしたり、女房は、床につくし、餓鬼(がき)ゃ餓鬼で、おとといの夕方、軽尻馬に蹴とばされて、肋骨(あばら)を折って、寝てる始末だ」「おやおや、そいつあ」と雲霧は、人情ぶかい眼を、牢格子に寄せて、「おやじどん、どうする気だい」「しかたがねえから、女衒(ぜげん)に口をかけて、一番姉を売っとばそうと、覚悟はしてるが伜の埋め金は、とても、そんな事じゃ、追いつくめえし、訴えられりゃ、お上のお役は、その日から馘(くび)になるしの……」と、蔵六は、貧乏皺(びんぼうじわ)の寄った額に手をあてて、重い息をついた...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...別な一間の床につくと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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