...近頃又広津和郎(かずを)氏の同じ言葉を正宗白鳥氏にも加へてゐると云ふことを仄聞(そくぶん)した...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...広津氏を待たないでも知れきった事実である...
有島武郎 「広津氏に答う」
...広津先生やが出て来ますので……」これは...
宇野浩二 「質屋の小僧」
...いつか昨年暮あたりの広津さんの貴堂の御文の評がありましたが...
宇野浩二 「茂吉の一面」
...広津柳浪の立案で『積怨恨切子燈籠(つもるうらみきりこどうらう)』といふのを...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...広津柳浪の「今戸心中」...
永井荷風 「里の今昔」
...広津柳浪(ひろつりゅうろう)の『今戸心中(いまどしんじゅう)』...
永井荷風 「里の今昔」
...広津柳浪(ひろつりゅうろう)が小説『今戸心中』は京町二丁目中米楼にありしものとか聞きしがその文体力(つと)めて実録となる事を避くるが如くなれば例外とすべし...
永井荷風 「桑中喜語」
...十階に広津柳浪(ひろつりゅうろう)と江見水蔭(えみすいいん)よ...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...わたしは広津氏の主観的短篇など...
牧野信一 「浪曼的時評」
...昔広津柳浪が、日露戦争前後からちっとも作品をかかなくなってしまった、発表もしなくなったということの動機は何だったでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...広津や志賀や武者小路は文士だけではない...
三好十郎 「恐怖の季節」
...あれだけのエッセイやドキュメントの書ける広津があんな小説を書いており...
三好十郎 「恐怖の季節」
...広津の小説が広津のすぐれたエッセイやドキュメントの底をつつきくずしてワヤにしかけているのと同じように...
三好十郎 「恐怖の季節」
...「ひさとその女友達」――広津和郎(『中央公論』十月文芸特集号)広津和郎が久しぶりに書いた(久しぶりではないかも知れないが...
三好十郎 「恐怖の季節」
...実は広津自身が到達している地点から言っても古いのである...
三好十郎 「恐怖の季節」
...これは菊池寛、広津、里見、宇野あたりが習慣づけたものであろうが、作家の強みが金のうえに出ていて気丈夫でもあった...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...中島健蔵氏の通俗小説と純文学の説論、阿部知二氏の純文学の普及化問題、深田久弥氏の純文学の拡大論、川端康成氏の文壇改革論、広津和郎氏、久米正雄氏、木村毅氏、上司小剣氏、大佛次郎氏、等の通俗小説の高級化説、岡田三郎氏の二元論、豊田三郎氏の俗化論、これらはすべて、私の見たところでは、純粋小説論であるが、それらの人々は、すべて実際的な見地に立って、それぞれの立場から、純粋小説を書くために起る共通した利益にならぬ苦痛を取り除く主張であると見えても、さし閊(つか)えはないのである...
「純粋小説論」
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