...幾程の努力も報われない現状に悩む...
...幾程の時間がかかるかは分からない...
...彼は幾程もの困難を乗り越えて成功した...
...幾程もミスをしたが、最終的にはプロジェクトを成功させた...
...幾程もの偶然が積み重なり、私たちは出会うことができた...
...幾程もなく到り着きて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...幾程もあらぬに破(や)り棄て給ふ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...幾程なく富田君も歸朝せられて...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...幾程なく永禄四年に義竜たちまち悪病を煩(わずら)ひ...
田中貢太郎 「赤い土の壺」
...其因果(そのいんが)幾程もなかるべきぞと...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...幾程もなく幽閉の期間が過ぎて...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...逢(お)う瀬を楽しめる時が来てから幾程もなく仲を割(さ)かれてしまうのである...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...幾程もなく行先に橋の燈火のきらめくのを見た...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...さてそれから幾程を経て...
中里介山 「生前身後の事」
...然るに幾程もなく時代の潮流は変向した...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...幾程(いくら)母親(おっか)さんの機に入ッたからッて肝腎のお前さんの機に入らなきゃア不熟の基(もと)だ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...幾程(いくら)言ッても他人にしてお出(いで)じゃア無駄(むだ)だ」ト厭味文句を並べて始終肝癪の思入(おもいいれ)...
二葉亭四迷 「浮雲」
...男子でも読(よめ)ない者は幾程(いくら)も有る...
二葉亭四迷 「浮雲」
...幾程美しいと云ッたッてあんな娘にゃア...
二葉亭四迷 「浮雲」
...シカシ幾程(いくら)云ッても仕様が無いサ」「仕様が無いけれども面白く無いじゃないか」「トキニ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...幾程(いくほど)もなくお勢は我から自然に様子を変えた...
二葉亭四迷 「浮雲」
...幾程(いくら)基督の精神を持つてゐる令夫人でも...
二葉亭四迷 「未亡人と人道問題」
...さて其男は幾程(いくほど)も無く病み煩(わずら)ふことありて死にけりとか...
柳田国男 「山の人生」
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