例文・使い方一覧でみる「笑わない」の意味
スポンサーリンク...小説が上手に出来ますように――笑わないで頂戴……そういって拝んだんですのに... 
泉鏡花 「薄紅梅」
...別に鬼も笑わないと見えましてね...
泉鏡花 「婦系図」
...諸君はあざ笑わないことと思う...
海野十三 「海底都市」
...めったに笑わない長兄も...
太宰治 「人間失格」
...なかなか笑わないひとで...
太宰治 「女神」
...どうか笑わないで聞いて下さい...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...「笑わないでは悪いだろうか...
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」
...いつまでたっても笑わない...
壺井栄 「大根の葉」
...見ているうちにだんだん滑稽な感じがして来てつい笑わないではいられなくなった...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...たまには面白そうに笑っている人があってもその笑いは多くの場合には笑わないよりも一層気持の悪い笑いである...
寺田寅彦 「電車と風呂」
...この人の名前を口にのせるたびにニヤリと笑わない者はない...
中島敦 「狼疾記」
...笑わないで下さい...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...ひたすら笑わないでいさえすればそれが大した落語通だと心得ている人たちもまた大悟以前のファンとして高く評価し得ないのである...
正岡容 「わが寄席青春録」
...けれどもあんまり子供らが虔十をばかにして笑うものですから虔十はだんだん笑わないふりをするようになりました...
宮沢賢治 「虔十公園林」
...だんだん笑わないで...
矢田津世子 「※［＃「やまいだれ＋句」、第4水準2-81-44］女抄録」
...どうして笑わないんだ...
山本周五郎 「風流太平記」
...いちどや二度笑わないことはないくらいである...
山本周五郎 「やぶからし」
...だっこする隣のお百姓さん見ない振りしておいで誰も笑わないことにしよう前世の因縁（いんねん）...
吉川英治 「三国志」
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