...幼君が即位してから、国内の政治情勢が不安定になった...
...幼君に対するクーデターの計画があるという噂が流れた...
...幼君を補佐するために、有能な摂政が任命された...
...幼君が国を指導するまで、先代の君主の側近たちが政務を取り仕切っていた...
...幼君は年少ながらも、すでに国政に深い理解を持っている...
...こんにちわれ/\御幼君をもりたてゝまいるべきばあいに...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...御幼君ならば飽くまで...
直木三十五 「南国太平記」
...各々力を合せて御幼君のために...
直木三十五 「南国太平記」
...お命の縮む御幼君――この大任を果せば...
直木三十五 「南国太平記」
...余の――これから御出生の御幼君達が...
直木三十五 「南国太平記」
...御幼君には、あの世にて、お詫び申し上げまする...
直木三十五 「南国太平記」
...幼君毒殺の陰謀、弑逆(しぎゃく)という事実を以(もっ)て、六十万石分割の機会にしようとしたのだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...幼君阿斗のからだを抱きこんだ...
吉川英治 「三国志」
...夫人のふところに眠っていた幼君の阿斗(あと)が泣きだした...
吉川英治 「三国志」
...幼君阿斗をいずこへ伴い参らすぞ...
吉川英治 「三国志」
...じつに幼君又太郎時代からの傅人(もりやく)だった右馬介なればこそだった...
吉川英治 「私本太平記」
...幼君の輿(こし)を牛車の上に組み立て...
吉川英治 「私本太平記」
...何も知らぬ幼君をも...
吉川英治 「新書太閤記」
...幼君の一生を託し...
吉川英治 「新書太閤記」
...三歳の幼君をいただくのと...
吉川英治 「新書太閤記」
...幼君を奉戴(ほうたい)...
吉川英治 「新書太閤記」
...清洲以後は幼君のお傅(も)りも怠って...
吉川英治 「新書太閤記」
...おお、おうれしそうな」と、他愛なく相手になって、やがて程なく、幼君の前を辞し、安土の一広間へ、姿を現わした時からである...
吉川英治 「新書太閤記」
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