...やっと一〇〇万年足らずの程度になる...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...一年足らずの間に墺軍はナポレオンのために十二万を失ったのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...黄色熱にかゝつて一年足らずの間に全部死んでしまひ...
鈴木三重吉 「パナマ運河を開いた話」
...それは四十年足らずのむかし...
徳田秋聲 「芭蕉と歯朶」
...一年足らずで嫌になってズル/\にやめて了うた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...今から百年足らず前までは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...二年足らずの年月とすれば...
中井正一 「国立国会図書館」
...一年足らずのうちに雁江はすっかり外貌を改めた...
原民喜 「滑走」
...それにしてもこの一年足らずのうちに...
堀辰雄 「麦藁帽子」
...竹越が一年足らずの間...
正宗白鳥 「編集者今昔」
...竹田は長崎にゐた一年足らずの月日を...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わずか一年足らずの間にももう大分心づかれ...
柳田國男 「垣内の話」
...大学生時代からこのころまでの十年足らずの間にも...
柳田国男 「故郷七十年」
...生れて半年足らずの女の児に死なれていた...
山本周五郎 「柳橋物語」
...ところがそれから一年足らず経過した...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...一年足らずで淪落のふちに落ちて行つた...
横瀬夜雨 「女子文壇の人々」
...およそ二ヵ年足らずのあいだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...だから彼が日本を去ろうとするまでの二年足らずの間に...
和辻哲郎 「鎖国」
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