...ナポレオンの一八一二年役に於て...
石原莞爾 「戦争史大観」
...八年役(えき)に至って教育の効果はますますその光輝を発(はな)ち...
大隈重信 「国民教育の複本位」
...数十年役義を精励(せいれい)し尋常ならぬ績を立てたるか...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...銀之助という少年役者が...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...前九年役の頃までは...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...計算すると前九年役の終りから文治年間の泰衡征伐までには...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...最もいかんのは伊志井の青年役...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...私の乳母さえも年役に...
水上滝太郎 「山の手の子」
...そしたら満州へ行って四年役人暮しの間に一変してしまった由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...明治三十七八年役(えき)には...
森鴎外 「金貨」
...三十七八年役に南山(なんざん)を攻撃した兵卒の中に...
森鴎外 「金貨」
...荒川が感じたといふのは、三十七八年役に、奉天の会戦が済んで、我軍が昌図附近に宿営してゐた時の事であつた...
森鴎外 「金貨」
...「近年役者の給金のみならず...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...後年役人が私に次のように述懐した...
柳宗悦 「四十年の回想」
...年役ということで小頭の伝七が...
山本周五郎 「さぶ」
...「年役だからあっしが話そう」と高輪の伊吉が口を切った...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...年役(としやく)として話したまでのことです」志摩は唇を噛(か)み...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...お年役に」「まあ...
吉川英治 「松のや露八」
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