...星空中で我々に近い部分では恒星間相互距離の平均は一〇光年より少し大きいくらいである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...年よりのカタツムリたちは言いました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「幸福な一家」
...お年よりの王さまは立ち上がって...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...一千年よりもすこし眠りすぎていた...
海野十三 「千年後の世界」
...翌四十二年より実施した...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...一九一九年より同二五年にわたる間...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...既にその前年よりしてウェリントンは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...今年よりは賣文にて餬口の道を求めざるべからず...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...八歳のお年より髪を卸して御仏(みほとけ)に仕え奉る...
中里介山 「大菩薩峠」
...同氏が書を著わした年即ち紀元前二八〇年より以前に制定せられたものであるとのこと...
穂積陳重 「法窓夜話」
...気の利いた近代青年よりも...
牧野信一 「女に臆病な男」
...わが邦でも昔摂津で美酒出来る処の川上に賤民牛馬皮を剥(は)ぎ曝(さら)すを忌んで停止せしむると翌年より酒が悪くなったといい...
南方熊楠 「十二支考」
...けれども私には年よりの母がゐる...
宮原晃一郎 「孝行鶉の話」
...あたりの年よりが孫たちの世話で躰をつかっているのを見ていらっしゃるから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...右隣の亜米利加人の中年よりか年とった夫人が...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...文化十四年より算すれば十五年前で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...八年より早く済むという望みはまずなかった...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...領民には、来る年より、年貢(ねんぐ)を下げるつもりでおりまする...
吉川英治 「親鸞」
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