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饗庭篁村 「木曾道中記」
...それが年々こうして竹藪が枯れるために...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...猿は年々蕃殖(はんしょく)するそうである...
高浜虚子 「別府温泉」
...年々内閣更迭の原因たりしが如く...
竹越三叉 「深憂大患」
...年々自分に疎(うと)くなっていることは争われなかった...
徳田秋声 「あらくれ」
...土地の価(あたい)は年々上って来て居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...露国の公債は三〇億一七五〇万ドルにて年々一億五六〇〇万ドルを支弁せり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...年々こちらで講演がありまして...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...その上年々郷里の松山の中学校を卒業して...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...あっても、それは、学校関係か、新聞社時代の友人で、それも、年々、故人になってゆく...
野村胡堂 「胡堂百話」
...噴飯云々おちやのみづのうてなたかどのたましけどしなぬくすりをうるみせはなし東京湾隅田河口は年々陸地を拡げて品川沖は殆(ほとん)ど埋れ尽さんとす...
正岡子規 「四百年後の東京」
...そして年々結婚する初婚者の数は年死亡数に対して一〇対一八となるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...年々殺獲する猴の弔いに室女を捧げてその霊を慰める義理立てにも当るようだ...
南方熊楠 「十二支考」
...年々産出される品物の数は夥(おびただ)しい量にのぼります...
柳宗悦 「民藝四十年」
...それが、天文年間の半ばごろから、年々、甲斐の武田氏に蚕食(さんしょく)され、上田原の戦をさいごとして、本城は落去(らっきょ)、一族は離散、夫人は千曲川に身を投じて果てるなどという、世が静かなら有り得ない惨たる滅亡を告げてしまった...
吉川英治 「上杉謙信」
...それはその国の土地及び労働の年々の生産物に...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...戦争が終りを告げかつ戦争の齎す所の年々の支出が止んだ時に...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...勤勉な人民の年々の貯蓄の全部が固定資本に附加され...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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