...ほとんど年々のように向う見ずの人間が現われて...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...精神病者が年々多くなつて...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...尚年々行はるゝは驚嘆すべき事實に非ずや...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...東京付近などで年々新しく開設される電鉄軌道や自動車道路がその都度記入されていないことだけである...
寺田寅彦 「地図をながめて」
...年々歳々唯政党の勢力次第に膨脹するを見るのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...(三十二年十一月)田中正造田中正造氏下院の名物年々開会する帝国議会の下院に於て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...年々に三都へ出して売り弘(ひろ)めた日には...
中里介山 「大菩薩峠」
...年々の過伐に追われている日本の林産資源を確保するためにも非常に重大な問題である...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...南北戦争による米綿途絶のため一八六二(文久二)―六五年の間は年々莫大な木綿輸出国だった...
服部之総 「尊攘戦略史」
...それも年々思わしくなくなる一方で...
堀辰雄 「花を持てる女」
...少くとも一七または一八人につき一人が年々死亡することがわかるであろうことを...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そこに流れている三峯川が年々のように氾濫するので...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...ですから年々ひどくなるのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...官から年々定まって支給せられる物の中から...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...魂は海を渡って年々還ってくるものと信じていたらしいことは...
柳田国男 「海上の道」
...貸稲の制度もむしろ年々積替(つみかえ)の必要から起こっていたらしく...
柳田国男 「木綿以前の事」
...けだし私はむしろ穀物に対して年々一〇〇磅(ポンド)をより多く支払い...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...而るに秋田若くは越後の猟人年々此山奥に入り来りて猟(りやう)するを見れば...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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