...五郎も漠(ばく)たる平蕪(へいぶ)や並んでいる模型じみた飛行機が想像出来た...
梅崎春生 「幻化」
...十六島は一望たゞ平蕪に歸して...
大町桂月 「北總の十六島」
...莽々(まう/\)たる平蕪(へいぶ)高低(たかひく)の所を不見(みず)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...行尽平蕪遠...
夏目漱石 「草枕」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...しかも異とすべきは単にそれが邑落(ゆうらく)を離れた平蕪(へいぶ)の地なる点のみで...
柳田國男 「地名の研究」
...末々その後裔(こうえい)がこんな海端の平蕪(へいぶ)の地に...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...窮天平蕪(へいぶ)の野に家居する人民の...
柳田国男 「雪国の春」
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