...政夫さんは平気でいるから憎らしかったわ」「僕だって平気なもんですか...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...平気な顔をつき出して...
海野十三 「人造人間殺害事件」
...彼は平気な顔で「何を証拠にそんなことをおっしゃるのです」と云い返す丈けの自信はある...
江戸川乱歩 「心理試験」
...と平気な顔で答えた...
太宰治 「めくら草紙」
...平気な顔を装うて...
橘外男 「雷嫌いの話」
...平気な顔で冗談を云ったり...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...案外向うは平気なんだ...
豊島与志雄 「霧の中」
...その上り列車が丘の向こうを平気な音を立てて過ぎていった...
永井隆 「この子を残して」
...ガラリと潜り戸をあけて平気な面(かお)で入って来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...少し塩辛いだけだ」と平気な顔をしている...
中谷宇吉郎 「面白味」
...平気な顔(かほ)をして...
夏目漱石 「それから」
...由兵衛は平気な顔をしていたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それで、私が指を引っ込めると、今度は、平気な顔で、虫やかたつむりをあさり歩いているのでした...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...そこから塀へ取りつけば庭の土の上に少しも足跡をつけずに「すず本」を抜け出すことが出来る」と平気な顔でこんなことをいう...
久生十蘭 「魔都」
...しかし彼は平気なものでそのまま翌日になると風呂へも這入り...
北條民雄 「癩院記録」
...けれども豚吉は平気なもので...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...箸を借りて僕が妹と共に平気な顔でフライを食べ始めると外(ほか)にいた日本人の客や給仕はクスクス笑っていたが一組の西洋人の男女が不思議そうに僕らへ注目した...
村井弦斎 「食道楽」
...平気な閑寂な顔が昔の通りに寄って来た...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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