...平服で出かけるつもりだ...
...これが彼女の平服なんだ...
...集まりのドレスコードは平服です...
...今日は平服でもいいと言われたので、楽ちんな格好をするつもりだ...
...彼女はいつでも平服でいいから、派手な服装はしない...
...見るから憎々しい赭(あか)ら顔の大兵(だいひょう)な英人二人がこちらを眺めながら平服の腕を組んで傲然(ごうぜん)と語り合っている...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...平服を着た老人だった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...砲銃相接するの修羅の衢(ちまた)に悠然として平服を着し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...軍服を脱ぎすてて平服に身を包み...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...最前からその近くにうろうろしている平服の刑事が...
松本泰 「P丘の殺人事件」
...四半時平服に而出仕...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「身に寸鉄も帯びず平服のまんまで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...久世大和守は平服に袴...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...津留木は平服で丸山家を訪れた...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...平服の田宮特高課長と差向いで話した時の室内の光景から...
夢野久作 「少女地獄」
...麻裃(あさがみしも)に平服を着ているのである...
吉川英治 「篝火の女」
...平服の侍が一人その側にひかえていた...
吉川英治 「私本太平記」
...見たことのない武将が平服で手をつかえていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...単身平服で坐っている荒木村重でなければならなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...平服となってから書院へ出...
吉川英治 「新書太閤記」
...「戻るぞ」上洛の折は、平服だったが、帰りは武装していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...待つ間ほどなく、「自分は、景勝の臣下、直江と申す者ですが」と、年ごろまだ二十六、七歳の若い武士が、平服を着、いんぎんな態度で、あいさつに出た...
吉川英治 「新書太閤記」
...平服を着た身分のひくい者が...
吉川英治 「親鸞」
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