...平服で出かけるつもりだ...
...これが彼女の平服なんだ...
...集まりのドレスコードは平服です...
...今日は平服でもいいと言われたので、楽ちんな格好をするつもりだ...
...彼女はいつでも平服でいいから、派手な服装はしない...
...みなりも平服姿だった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...この男が平服――それもごく質素な平服を着た警部だということはだれにもわかつたろう...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...乃(すなわ)ち平服のままにて...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...軍服を脱ぎすてて平服に身を包み...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...うっかり平服で物を云おうものなら...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...父親は用心のために平服のままだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...まげを落した平服の阿賀妻らが近づいて来るのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...平服で群衆の中を闊歩してゆく太公か何かの顔色に...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...四半時平服に而出仕...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...平服に而御祝儀出勤...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...平服の父を母屋で見かけたりする時は...
矢田津世子 「女心拾遺」
...去定は登の着替えたのが平服であって...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...久世大和守は平服に袴...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...夕方なぞ見窶(みすぼ)らしい平服で散歩するふりをして駐在所を出ると...
夢野久作 「巡査辞職」
...道誉の平服こそごかんべんありたい...
吉川英治 「私本太平記」
...見たことのない武将が平服で手をつかえていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...平服の若侍がただ一人...
吉川英治 「新書太閤記」
...私はたいがいなばあい平服でとおしている...
吉川英治 「紋付を着るの記」
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