...平服で出かけるつもりだ...
...これが彼女の平服なんだ...
...集まりのドレスコードは平服です...
...今日は平服でもいいと言われたので、楽ちんな格好をするつもりだ...
...彼女はいつでも平服でいいから、派手な服装はしない...
...見るから憎々しい赭(あか)ら顔の大兵(だいひょう)な英人二人がこちらを眺めながら平服の腕を組んで傲然(ごうぜん)と語り合っている...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...乃(すなわ)ち平服のままにて...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...軍服を脱ぎすてて平服に身を包み...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...呂将軍は平服に着換え...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...父親は用心のために平服のままだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...今日のように平服のときは...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...平服なんぞ何の役にも立たないのですよ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...だからツアアルは平服を著(き)た警察官が垣を結ったように立っている間でなくては歩かれないのである...
森鴎外 「かのように」
...去定は登の着替えたのが平服であって...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...久世大和守は平服に袴...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...夕方なぞ見窶(みすぼ)らしい平服で散歩するふりをして駐在所を出ると...
夢野久作 「巡査辞職」
...馬上や平服のままで...
吉川英治 「上杉謙信」
...ごつい木綿の平服に結城(ゆうき)の袴(はかま)をつけ...
吉川英治 「江戸三国志」
...吉宗は平服、それも例の素服、旗本たちは稽古(けいこ)着を下にのぞかせ、いずれも、的場の弓からこっちへ立ち寄った様子に察しられる...
吉川英治 「江戸三国志」
...平服の左衛門のほか...
吉川英治 「新書太閤記」
...はや平服にもどり...
吉川英治 「新書太閤記」
...今朝から家康が平服になったのを見ると...
吉川英治 「新書太閤記」
...平服を着た身分のひくい者が...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索