...洗濯物が乾くまで干乾しましょう...
...干乾が良くないと、料理が美味しくなりません...
...お肉を干乾して、ジャーキーを作りました...
...台風が来る前に、洗濯物を干乾しておかなければ...
...直角に菎蒻色(こんにゃくいろ)の干乾(ひから)びた階子壇……十(とお)ばかり...
泉鏡花 「霰ふる」
...干乾びて痩せ細るか...
豊島与志雄 「悪夢」
...干乾びた芸術を新鮮にする第一条件ではあるが...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...最も干乾(ひから)びた心をもち...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それらの樹木が実(みの)らす果実はたいてい干乾(ひから)びていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...心の干乾(ひから)びたことが恐ろしかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...二十三余は好意の干乾(ひから)びた社会に存在する自分をはなはだぎごちなく感じた...
夏目漱石 「思い出す事など」
...第一飢えて干乾(ひぼ)しになるより仕方がない...
林芙美子 「新版 放浪記」
...ヂザニイの干乾らびた穂束に琥珀を添へて...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...どん底(そく)に喘(あへ)ぐ労働者(らうどうしゃ)農民(のうみん)にとつてそれが何(なん)の勝利(しやうり)であらうおれたちの唇(くちびる)は歓呼(くわんこ)の声(こゑ)を叫(さけ)ぶにはあまりに干乾(ひから)びてゐるおれたちの胸(むね)は凱歌(がいか)を挙(あ)げるには苦(くる)し過(す)ぎるやつらが勝(か)たうと負(ま)けようと...
槇村浩 「生ける銃架」
...幾百年の後にはこの小さい海は干乾(ひから)びて...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...しまひに吊柿のやうな色になり干乾(ひから)びて種が鳴るやうになる...
室生犀星 「冬の庭」
...カラカラに干乾(ひから)びて行くような痛みを感じ初めた...
夢野久作 「斜坑」
...病的に干乾(ひから)び付いております...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...からだじゅうに干乾(ひから)びた黒い血や生々と濡れ光ッている鮮血は負ッていたが...
吉川英治 「私本太平記」
...こっちが干乾(ひぼし)になってしまう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...血の干乾(ひから)びた人さし指...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...血の干乾(ひから)びた雛妓(おしゃく)の小指が...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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