...洗濯物が乾くまで干乾しましょう...
...干乾が良くないと、料理が美味しくなりません...
...お肉を干乾して、ジャーキーを作りました...
...台風が来る前に、洗濯物を干乾しておかなければ...
...両方の頬が下の歯齦(はぐき)に干乾(ひから)びついて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...おのれの干乾(ひから)びた身体とおのれのうちにある暗夜とを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...魂が干乾(ひから)びてしまいますのね...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そのまま薄らいで干乾(ひから)びてゆき...
豊島与志雄 「電車停留場」
...かさかさと干乾びた音が何処かでする...
豊島与志雄 「反抗」
...そうとは知りながら余は好意の干乾(ひから)びた社会に存在する自分を切(せつ)にぎごちなく感じた...
夏目漱石 「思い出す事など」
...――好意の干乾(ひから)びた社会に存在する自分をはなはだぎごちなく感ずるからである...
夏目漱石 「思い出す事など」
...こいつはすっかり干乾(ひから)びているので...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「百姓という百姓をみんな干乾しにしちまやあがった悪党でがさあ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どん底(そく)に喘(あへ)ぐ労働者(らうどうしゃ)農民(のうみん)にとつてそれが何(なん)の勝利(しやうり)であらうおれたちの唇(くちびる)は歓呼(くわんこ)の声(こゑ)を叫(さけ)ぶにはあまりに干乾(ひから)びてゐるおれたちの胸(むね)は凱歌(がいか)を挙(あ)げるには苦(くる)し過(す)ぎるやつらが勝(か)たうと負(ま)けようと...
槇村浩 「生ける銃架」
...みな汚れた爪のやうに干乾びて隅の方に吹きよせられてあつた...
室生犀星 「はるあはれ」
...病的に干乾(ひから)び付いております...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...干乾(ひから)びた血は...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵を干乾(ひぼ)しにするよりほかには」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...こっちが干乾(ひぼし)になってしまう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...前よりは干乾(ひから)びている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...心のやすみばを――心の息づきを――干乾(ひから)びきった魂の糧(かて)となるものならばと...
吉川英治 「親鸞」
...星がきら/\と干乾びて光つて居る...
若山牧水 「姉妹」
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