...幕舎内外の掃除まで...
石川欣一 「比島投降記」
...その幕舎を受持っている衛生兵は...
石川欣一 「比島投降記」
...五号道路を越えツゲガラオ飛行場付近の幕舎や倉庫を襲った...
梅崎春生 「日の果て」
...こんなところに流れ寄るやうに落合つて幕舎を張つてゐるのである...
三好達治 「銀座街頭」
...幕舎のまわりでは...
吉川英治 「三国志」
...部下を幕舎にあつめて...
吉川英治 「私本太平記」
...一色党の幕舎だけが...
吉川英治 「私本太平記」
...幕舎(とばり)の外へ命じていた...
吉川英治 「私本太平記」
...自分の幕舎のうちに祀(まつ)るがごとく据(す)えさせておく始末であった...
吉川英治 「私本太平記」
...しきりに附近の幕舎に大きな波を立てていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...たれも入れない木立の中の一幕舎(ばくしゃ)へみちびいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...前田利家の幕舎へ立ち寄り...
吉川英治 「新書太閤記」
...司令部とする幕舎(ばくしゃ)を張らせて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...幕舎の幕の間を割って...
吉川英治 「新・水滸伝」
...幕舎の附近で、一弾の砲火が、轟然(ごうぜん)と炸裂(さくれつ)した...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここ中軍の幕舎に集中してきて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...つまらない糺問(きゅうもん)をしたとは思いながら怏々(おうおう)と、こころも愉しまず、幕舎を出て、独り寒月を仰いでいた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そこの丘陵の斜面沿いに数知れぬ白い幕舎が数哩に亘って並んでいた...
和辻哲郎 「鎖国」
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