...シャンデリアに幔幕を掛けたら部屋が華やかになった...
...舞台の幕間に幔幕を替える作業がある...
...幔幕を開けると、そこには美しい景色が広がっていた...
...幔幕を使って部屋を仕切ることで、プライバシーが守られる...
...幔幕を取り外すと、窓からたくさんの光が入ってきた...
...幔幕をかかげると出入口が出来る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...此に參じてその幔幕及その前の懸燈に於て...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...それと見て権兵衛は幔幕の一方を解いて姿をあらわした...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...幔幕をかき上げて姿を現わした机竜之助は...
中里介山 「大菩薩峠」
...左手(ゆんで)に幔幕を上げてさっさと引込んでしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...お角さんの買い切った一ぱいの舟には幔幕(まんまく)が張り立てられ...
中里介山 「大菩薩峠」
...幔幕の際には此外坐つて居るのが四五人ある...
長塚節 「佐渡が島」
...板の間に居る辨慶と幔幕がまくれて出た靜とが悠長に應答をする...
長塚節 「佐渡が島」
...春は幔幕のかげにゆらゆらとして遠く俥にゆすられながら行つてしまつた...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...おいで」紺の幔幕の内側から...
火野葦平 「花と龍」
...子分たちのくれた幔幕もある...
火野葦平 「花と龍」
...東桟敷の紫幔幕の下に...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...食堂は二十間に八間の長方形にて周囲は紅葉流(もみじなが)しの幔幕(まんまく)を張詰め...
村井弦斎 「食道楽」
...あの青く張った天の幔幕の中で...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...三つ扇の定紋打った幔幕(まんまく)の桟敷(さじき)には福知山の領主松平忠房が老臣近侍を左右にして居並び...
吉川英治 「剣難女難」
...葵紋(あおいもん)の幔幕(まんまく)をはりめぐらした徳川家(とくがわけ)控(ひか)えどころの帳(とばり)のうちでも...
吉川英治 「神州天馬侠」
...みなどうどうたる大名紋(だいみょうもん)の幔幕(まんまく)ばかりで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...花嫁のように幔幕(まんまく)や幟(のぼり)に飾られて繋(つな)いである...
吉川英治 「柳生月影抄」
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