...月例会と云ふのは、此両新聞の記者に、札幌、小樽、旭川などの新聞の支社に来て居る人達を合せて、都合十三四人の人が、毎月一度宛集るといふので、此月のは、私が来てから初めての会ではあり、入社の挨拶を新聞に載せただけで、何処へも改めては顔を出さずに居たから、知らぬ顔の中へ行くんだと云つた様な気が、私の頭脳(あたま)を多少他所行(よそゆき)の心持にした...
石川啄木 「菊池君」
...札幌へ來ての第一着は...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...札幌だけでは間に合はんので...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...「札幌の夏の夜景も見て置き給へ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...「ぼろ切れ、さ――つまり、ぼろ買ひまで落ちるわけぢやが、札幌中でも、毎年ぼろの出るのは大したものだらう...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...自動車の幌(ほろ)の裡(うち)に...
海野十三 「空襲葬送曲」
...幌(ほろ)のうえに女がふたりずつ腰かけてる...
谷譲次 「踊る地平線」
...幌(ほろ)をかけた車はしずかに街道をきしって行った...
田山花袋 「田舎教師」
...幌の中の狭い天地に眼を伏せて...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...幌(ほろ)をかけた俥(くるま)などが幾つも幾つも通つて来たのだ...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...この時の札幌訪問には...
中谷宇吉郎 「ケリイさんのこと」
...札幌鉄道局に凍上対策委員会が出来た...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...札幌などの幼稚園と殆んど変らない質素なお部屋で...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...路地は幌馬車でいつもいつぱい...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...彼が猶太人とともに幌馬車で旅舎へ乗りつけた時には...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...まだ幌(ほろ)をかけたままの人力車が一台あとから駈け抜けて行った...
森鴎外 「普請中」
...風が幌を鳴らせてはためき...
横光利一 「旅愁」
...幌(ほろ)みたいに破ッて逃げちまうぜ」「…………」「卑怯(ひきょう)なことをしっこなしさ...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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