...そこら中(じゅう)には見上(みあ)げるような常盤木(ときわぎ)が茂(しげ)って居(お)り...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...住所は南洋パラオ島常盤街十一番地と別な筆蹟で書いてある...
海野十三 「蠅男」
...はじめて常盤樹(ときわぎ)でない緑の色を見る...
谷譲次 「踊る地平線」
...日本橋の常盤倶楽部であった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ジャズ舞踊と演劇とを見せる劇場は公園の興行街には常盤座(ときわざ)...
永井荷風 「裸体談義」
...常盤木の枝重たげなのも美しい...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...常盤橋(ときはばし)外で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...常盤橋(ときわばし)の速水(はやみ)と相並んで繁昌しましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...常盤橋の猪之吉を訪ねて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...女(おんな)の一むれは祭(まつ)りを拔(ぬ)きに常盤座(ときはざ)をと...
樋口一葉 「たけくらべ」
...常盤座の蒲田トーキー「新婚旅行」を少し見た...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...常盤座へ行って、菊田に早く東宝へ来いと言ってやる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...常盤座の舞台稽古をのぞき...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...すぐに内と下座で鳴りだす常盤津の三味線...
三好十郎 「斬られの仙太」
...常盤家では日常の躾(しつ)け以外に...
山本周五郎 「やぶからし」
...常盤橋(ときわばし)御門外まで歩いて行ったが...
吉川英治 「剣難女難」
...探題の常盤範貞以下...
吉川英治 「私本太平記」
...常盤範貞に手をやかせたにちがいあるまい...
吉川英治 「私本太平記」
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