...それも「常盤(ときわ)」の「しるこ」に匹敵(ひつてき)するほどの珈琲(コーヒー)を飮(の)ませるカツフエでもあれば...
芥川龍之介 「しるこ」
...常盤津(ときはず)...
芥川龍之介 「田端人」
...それにはひねくれた松(まつ)その他(た)の常盤木(ときわぎ)が生(は)えて居(い)ましたが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...住所は南洋パラオ島常盤街十一番地と別な筆蹟で書いてある...
海野十三 「蠅男」
...デンマーク街の常盤本店にて休息...
高浜虚子 「五百五十句」
...常盤座(ときわざ)の前へ来た時...
谷崎潤一郎 「秘密」
...この町の芸者達が常盤津(ときはづ)か清元をやるらしいのよ...
田山録弥 「浴室」
...就中常盤倶楽部は殆ど二百名の出席者で私にとっては過分の盛況であった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...耳に残っている」常盤町というところへ入るともなく足を踏み込んだ七兵衛が...
中里介山 「大菩薩峠」
...常盤町ノ女郎屋ヘ行ッテ女郎ヲ呼ンデ遊ンデ居タガ...
中里介山 「大菩薩峠」
...念のため常盤橋の猪之吉を訪ねて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「常盤副区長に就任してから初めて三春支庁に出頭した時のことである...
服部之総 「加波山」
...常盤橋(ときわばし)まで来ると...
原民喜 「夏の花」
...女の一むれは祭りを抜きに常盤座(ときはざ)をと...
樋口一葉 「たけくらべ」
...常盤橋わきに移し...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...大分前に常盤座で出した「かごや大納言」を...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...常盤座笑の王国の舞台...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...天井には牡丹形の紅(こう)黄(おう)白色(はくしょく)常盤(ときわ)の緑を点綴(てんてつ)す...
村井弦斎 「食道楽」
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