...帰途につく前にお土産を買ってこよう...
...旅行先の思い出を胸に帰途に着いた...
...帰途の荷物が多いので、タクシーを呼んで帰ります...
...帰途の途中で友達に会って、一緒に食事をした...
...会議が終わったので、帰途につく前に報告書を仕上げた...
...メリー号の捜索や、「鉄の水母」の怪行動や「鉄の水母」対英国空軍の戦闘などについて、その帰途、無電をもってくわしく報告しておいたので、フランス国民は、ひとりのこらずルゾン号の冒険を知っていた...
海野十三 「海底大陸」
...その帰途、山前村へさしかかる三ツ叉へきたときである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そして帰途再びこの冒険を敢てしなければならぬと思うて...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...帰途、吉祥寺駅から、どしゃ降りの中を人力車に乗って帰った...
太宰治 「善蔵を思う」
...その前年、保守党の首領ダアトが、上院の帰途、一無政府主義青年に暗殺されたという大事件があったが、それがちょうど日曜だったので、知らないでいた人が多かった...
谷譲次 「踊る地平線」
...帰途の希望がある...
種田山頭火 「道中記」
...帰途に案内者のハリーがいろいろの人の推薦状を見せて自慢したりした...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...病を得て英国から帰途印度洋で死んで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...急いで帰途につくのだつた...
中原中也 「山間秘話」
...雄藩ブロックの盟主島津三郎一行は使命を果しての帰途生麦(なまむぎ)に英人を斬って攘夷実行の先頭をきったが...
服部之総 「尊攘戦略史」
...その帰途を利用して近いうちにサナトリウムへ立ち寄るということを書いて寄こしたのだった...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...ぐでん/\に酔つ払つて帰途を失つてしまつた...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...『日本紀』七に日本武尊東征の帰途...
南方熊楠 「十二支考」
...私は彼女がもう帰途についたとき...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...私が学友から一人離れて帰途をいそぐときは...
室生犀星 「幼年時代」
...そこで帰途わざわざ拙宅に立ち寄り...
山本笑月 「明治世相百話」
...御帰途を、立ち寄ってくれまいか」「ほ……...
吉川英治 「私本太平記」
...「遅なわりました」まず、帰邸のおくれを詫び、山田申楽一行の報告も、のべてから、「じつは、その帰途、正季さまの御門に立ち寄りましたところ、意外なお方がおられまして、いやもう爺もきもをつぶし、それやこれのお話などにて、つい時を過ごして来たわけでござりまする...
吉川英治 「私本太平記」
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