...帰途につく前にお土産を買ってこよう...
...旅行先の思い出を胸に帰途に着いた...
...帰途の荷物が多いので、タクシーを呼んで帰ります...
...帰途の途中で友達に会って、一緒に食事をした...
...会議が終わったので、帰途につく前に報告書を仕上げた...
...帰途、お寺へ通じる町の一つに、子供の市が立っていた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...喧嘩の帰途(かへり)は屹度私の家へ寄る...
石川啄木 「刑余の叔父」
...メリー号の捜索や、「鉄の水母」の怪行動や「鉄の水母」対英国空軍の戦闘などについて、その帰途、無電をもってくわしく報告しておいたので、フランス国民は、ひとりのこらずルゾン号の冒険を知っていた...
海野十三 「海底大陸」
...会議から帰途(きと)についた総領事の自動車が...
海野十三 「空襲葬送曲」
...僕は、学校からの帰途、あっさり退学を決意した...
太宰治 「正義と微笑」
...「その帰途(かえり)に鳥安にいったのだ」そして私は腹の中で...
近松秋江 「うつり香」
...さては白湾子(はくわんし)と共に名古屋に遊びし帰途伊勢を経て雪夜こゝに一夜を明かせし淋しさなどもさま/″\偲ばる...
寺田寅彦 「東上記」
...帰途雨に逢ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...清元会の帰途平岡松山の二画伯と赤阪の長谷川に徃く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...夏の炎天には私も学校の帰途(かえりみち)井戸の水で車力や馬方と共に手拭(てぬぐい)を絞って汗を拭き...
永井荷風 「日和下駄」
...その役目の帰途夕暮時になり...
牧野信一 「歌へる日まで」
...帰途の暗闇に待伏せしたが...
牧野信一 「肉桂樹」
...其帰途福島市に立寄り...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...私は彼女がもう帰途についたとき...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...奉天の見物を帰途に廻し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...長い御滞在で帰途もおいそぎの折ではあろうが...
吉川英治 「新書太閤記」
...衆忽ち拍手(はくしゆ)して帰途の方針(ほうしん)を定(さだ)むるを得たるを喜(よろこ)び...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
...帰途の安全も引きうける...
和辻哲郎 「鎖国」
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