...「師友」は熟語ではありません...
...寧(むし)ろ僕の師友なりと言ふべし...
芥川龍之介 「田端人」
...余の慈父と師友との祈祷空しからずして...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...少年軽業師友之助の方へ向直った...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...諸戸は例の異様な推理――少年軽業師友之助が...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...例の少年軽業師友之助の属していた...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...あるいはその時にはもうこの良師友に接することもできぬかも知れんのか...
大杉栄 「獄中消息」
...これは旧き師友シューマンの死を偲(しの)び...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ルービンシュタイン(Anton Rubinstein1829―1894)チャイコフスキーの師友...
野村胡堂 「楽聖物語」
...私の最も親しい師友であった人に永沼小一郎という世にも珍らしい博学な天才の士があった...
牧野富太郎 「植物記」
...此の二人の師友はどんなに心の中(うち)で嘲(あざけ)り笑っているだろう――彼れはあの永劫を誓った恋が今一時に冷めてしまったのを感じました...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...私は自分のとにかくここまで歩んで來たのはひとへに師友の指導と刺戟とによることを思ひ...
三木清 「歴史哲學」
...甚(はなはだ)しきは師友を恨(うら)むるの輩(やから)少からず...
箕作秋坪 「教育談」
...長崎の梅泉は竹田荘師友画録にも五山堂詩話補遺にも見えてゐて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その師友として待つた所の菅茶山の死に撞著した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其大食は師友を驚かしたものである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これをおん身ら師友の間に議(はか)りて...
森鴎外 「うたかたの記」
...父母師友の恩義を忘れて個人主義...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...「一に仏法に帰依(きえ)、二に正法(しょうぼう)に帰奉(きほう)、三に師友に帰敬...
吉川英治 「新・水滸伝」
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