...「師友」は熟語ではありません...
...余の慈父と師友との祈祷空しからずして...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...少年軽業師友之助の方へ向直った...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...日本の文化的師友だったヨーロッパも既に廃墟である...
豊島与志雄 「文学精神は言う」
...これは旧き師友シューマンの死を偲(しの)び...
野村胡堂 「楽聖物語」
...今生では父母兄弟師友と相見(あいまみ)えないこと...
久生十蘭 「新西遊記」
...今生では父母兄弟師友に相見えないという請願の趣意も...
久生十蘭 「新西遊記」
...私の最も親しい師友であった人に永沼小一郎という世にも珍らしい博学な天才の士があった...
牧野富太郎 「植物記」
...私は自分のとにかくここまで歩んで來たのはひとへに師友の指導と刺戟とによることを思ひ...
三木清 「歴史哲學」
...甚(はなはだ)しきは師友を恨(うら)むるの輩(やから)少からず...
箕作秋坪 「教育談」
...又蘭軒の師友たる茶山と傾蓋故(ふる)きが如くであつた人もある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは師友画録を読んで...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...長崎の梅泉は竹田荘師友画録にも五山堂詩話補遺にも見えてゐて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其大食は師友を驚かしたものである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これをおん身ら師友の間に議(はか)りて...
森鴎外 「うたかたの記」
...文晁は抽斎が師友を以て遇していた年長者で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...師友等のなりゆきを...
森鴎外 「渋江抽斎」
...よもや西洋で僕の師友にしていた学者のような...
森鴎外 「百物語」
...「一に仏法に帰依(きえ)、二に正法(しょうぼう)に帰奉(きほう)、三に師友に帰敬...
吉川英治 「新・水滸伝」
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