...もちろん佐助は淀屋橋へ行ってからも少しも前と異った扱(あつか)いはされなかったやはりどこまでも手曳きであったその上検校が死んだので再び春琴に師事することになり今は誰に遠慮(えんりょ)もなく「お師匠様」と呼び「佐助」と呼ばれた...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...故陸奧伯の如き亦學問に於て彼れに師事する所多かりしと余は彼が果して讀書の才あるや否やを知る能はずと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...故陸奥伯の如き亦学問に於て彼れに師事する所多かりしと余は彼が果して読書の才あるや否やを知る能はずと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...李陵(りりょう)に師事する若き左賢王(さけんおう)は...
中島敦 「李陵」
...その師事するところよりも...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...「……われわれはこれからあなたに師事するのですから」「まあなにを仰しゃいます」「青江の申すことは事実です」杉田庄三郎が口を(さしはさ)んだ...
山本周五郎 「菊屋敷」
...今日までそちが県先生に師事するごとく見せたのは...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...それを筆記した者があって訴状に精しく認めて出したのだ」「先生に師事する者だけの集りであったら...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...先生に師事するごとく見せていた...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...誰に師事するともなく――彼自身の劍道のやうに...
吉川英治 「折々の記」
...師に師事するごとく...
吉川英治 「折々の記」
...雪斎に師事する機縁には恵まれなかったであろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつか師事するようになった...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
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