...既に倒れたる帝座は...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...坐(すわ)る帝座(ていざ)ぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...最後に穂先を逆に返して帝座(ていざ)の真中を貫けとばかり抛(な)げ上げた...
夏目漱石 「虞美人草」
...青葉城に、帝座の間をおき、瑞巖寺に王座をしつらへておいたなど、政宗のあたまには、將軍家はお人形だつた...
吉川英治 「折々の記」
...帝座の廃立を決行したいと考えるが...
吉川英治 「三国志」
...帝座の重きことはわきまえておりましょう...
吉川英治 「三国志」
...おごそかな帝座に在って...
吉川英治 「三国志」
...ときに、張飛の子張苞(ちょうほう)が、帝座の下に来て、かく告げた...
吉川英治 「三国志」
...帝座のあたりを守る白旄(はくぼう)黄鉞(こうえつ)...
吉川英治 「三国志」
...つねに帝座まぢかく奉侍している...
吉川英治 「三国志」
...帝座の周囲を鼓舞する日のあらんことを...
吉川英治 「私本太平記」
...帝座に武士も交じえて酌(く)まれていた...
吉川英治 「私本太平記」
...生(なま)じ帝座の繞(めぐ)りへ近づかなんだ方が...
吉川英治 「私本太平記」
...帝座の人々へひきあわせた...
吉川英治 「私本太平記」
...帝座に召されておそくまでさまざまな下問にこたえていた...
吉川英治 「私本太平記」
...このままお船の帝座を...
吉川英治 「私本太平記」
...三国の一方を占めて帝座にのぼった人物...
吉川英治 「新書太閤記」
...帝座に伏して奏上した...
吉川英治 「新・水滸伝」
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