...この本は希覯書(きこうしよ)でも何(なん)でもあるまい...
芥川龍之介 「本の事」
...これも希覯書(きこうしよ)とは称されない...
芥川龍之介 「本の事」
...この本こそ手に入れば希覯書(きこうしよ)である...
芥川龍之介 「本の事」
...また今日の試みに当っては美濃口時次郎教授及び東京商大図書館の御配慮によって希覯図書を接見するの便宜を与えられた...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...世界希覯の多種の貴重生物をして身を竄(かく)し胤を留むるに処なからしめて...
南方熊楠 「十二支考」
...補腎健春の妙薬としてしきりに黄白を希覯の曖昧(あいまい)品に投じたのである...
南方熊楠 「十二支考」
...立どころに希覯(きこう)の書万巻を致さむことも...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...希覯(きこう)の書数千巻を蔵するに至候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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