...巷間には噂がある...
...巷間には情報が錯綜している...
...巷間の意見が二分されている...
...巷間で話題の映画を観た...
...巷間の風習を学ぶ...
...博士の発明になる驚異(きょうい)兵器を融通(ゆうずう)されたる結果であろうという巷間(こうかん)の評判ですが...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...巷間見られるような罵倒語のレベルに堕さしめないことのみである...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「ファシズムとは何か」
...私はそういう巷間の説をここでただ受け売りしたまでです」「そうか...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それはもとより大仏師の手に成るものではなくて巷間の人形師の作るものであった...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...巷間に言ひ伝へられてゐるやうな陰鬱な反目など私たちにはさつぱり見受けられませんでした...
太宰治 「右大臣実朝」
...このような巷間(こうかん)無名の民衆たちが...
太宰治 「パンドラの匣」
...来春は三度目の入賞を得るであろうという巷間もっぱらの噂なのであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...洒落を生命としていた巷間の戯作は...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...いい気になっている巷間の戯作者どもをあっと言わせて狼狽させ...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...然るにこれら巷間の諸芸人が脱俗軽妙の芸境においては...
正岡容 「浅草燈籠」
...その頃巷間の噂となりし小名木川の首無し事件を演じたりけり...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...これは歯のことですが巷間の歯ミガキというものは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...僕には臍がないうたの議論のやかましやさてみなさま商標に御注意あれ巷間に贋物あり写生冬至老婆は空気枕のやうに軽い居睡りながら笑つてゐる夕暮しんとした山から大きな木の葉が落ちて来る月蛙のやうに啼いてゐる水禽さく さく と...
三好達治 「測量船拾遺」
...世間一般の常識として」「巷間(こうかん)の板行物や世評を聞いているのではない...
山本周五郎 「山彦乙女」
...後日、寄手の大将二階堂道蘊(にかいどうどううん)が、その首を六波羅まで送り届けてから、「宮ではない」とわかり、大不首尾をかったというのは、巷間の噂で、真相ではない...
吉川英治 「私本太平記」
...註解した著書も巷間にあるから...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...どうした誤りか真(まこと)しやかに巷間(こうかん)に云い伝えられて...
吉川英治 「源頼朝」
...諸侯の肚(はら)を打診したという――奇怪なうわささえ巷間(こうかん)に洩れていた...
吉川英治 「柳生月影抄」
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