例文・使い方一覧でみる「己」の意味


スポンサーリンク

...部下を救うためにが身を殺した老大尉もいた...   部下を救うために己が身を殺した老大尉もいたの読み方
梅崎春生 「日の果て」

...非常な捕物です」改札口を入って、少し歩くと、男は、マスク越しに、甚だ不明瞭な口調で、自紹介をした...   非常な捕物です」改札口を入って、少し歩くと、男は、マスク越しに、甚だ不明瞭な口調で、自己紹介をしたの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...かへつて實際に無限に自のうちに有し...   かへつて實際に無限に自己のうちに有しの読み方
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」

...(おれ)に委して我慢をして……いいかえ」箪笥に倚(よ)りかかって...   己に委して我慢をして……いいかえ」箪笥に倚りかかっての読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...悉く之れを自の模型に鑄合せしむるを謂ふ顧ふに進歩自由の兩派は從來政敵として氷炭相容れざりしものなり特に大隈伯は最も自由派の爲めに忌まれて...   悉く之れを自己の模型に鑄合せしむるを謂ふ顧ふに進歩自由の兩派は從來政敵として氷炭相容れざりしものなり特に大隈伯は最も自由派の爲めに忌まれての読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...そこまでに自の感想を暴露(ばくろ)してしまふわけには行(ゆ)かないので...   そこまでに自己の感想を暴露してしまふわけには行かないのでの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...(おの)れも寝について...   己れも寝についての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...かかる矛盾的対立から矛盾的自同一的に新な世界が生れる...   かかる矛盾的対立から矛盾的自己同一的に新な世界が生れるの読み方
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」

...多と一との矛盾的自同一的過程として行為的直観的でなければならない...   多と一との矛盾的自己同一的過程として行為的直観的でなければならないの読み方
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」

...(おの)れの職業については一人前の仕事をしたと称するも...   己れの職業については一人前の仕事をしたと称するもの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...ただちに自の胸臆(きょうおく)を(し)くもの...   ただちに自己の胸臆をくものの読み方
正岡子規 「曙覧の歌」

...しかるにもしそれとの比較において私の缺乏を知る如き完全な實在の觀念が私のうちにあるのでなければ、私は自が疑ひ、從つて自が缺けてゐることを知り得る理由はない、と彼は論じてゐる...   しかるにもしそれとの比較において私の缺乏を知る如き完全な實在の觀念が私のうちにあるのでなければ、私は自己が疑ひ、從つて自己が缺けてゐることを知り得る理由はない、と彼は論じてゐるの読み方
三木清 「認識論」

...は何も驚きはしない...   己は何も驚きはしないの読み方
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」

...は旨い所で、お前方の獅子の皮でぬくもって、好い心持になっている...   己は旨い所で、お前方の獅子の皮でぬくもって、好い心持になっているの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...達がやけになって...   己達がやけになっての読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...けちな利主義者だったともいえる...   けちな利己主義者だったともいえるの読み方
山本周五郎 「季節のない街」

...光秀は、五十五年の生涯のうちで今ほど、自の聡明を、ふかく恃(たの)み、またかたく信じたときはなかった...   光秀は、五十五年の生涯のうちで今ほど、自己の聡明を、ふかく恃み、またかたく信じたときはなかったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...芸術の創作は要するにこの自表現の特殊の場合に過ぎない...   芸術の創作は要するにこの自己表現の特殊の場合に過ぎないの読み方
和辻哲郎 「創作の心理について」

「己」の読みかた

「己」の書き方・書き順

いろんなフォントで「己」

「己」の英語の意味

「己なんとか」といえば?   「なんとか己」の一覧  


ランダム例文:
古希   破棄する   久留米市  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
国外追放   高山祭   太鼓橋  

スポンサーリンク

トップへ戻る