...自己の使命を忘れ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...しかも自己の持地に隣る三反歩の小作田まで一様に死田化して顧みなかったのだ...
犬田卯 「沼畔小話集」
...ただ孔乙己(こういっき)が店に来た時だけ初めて笑声を出すことが出来たので...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...団体としての利己心を外に向こうて発揮することができるのである...
丘浅次郎 「人道の正体」
...自己の同盟軍の戦闘力を減じて敵を利するにあたるゆえ...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...部下は己の小功でも認識してくれる明君に心から感激し己れの非を悔いるとともに...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...己はひょっとすると寝ていた間に狐に憑(つ)かれやしなかったかなと...
谷崎潤一郎 「紀伊国狐憑漆掻語」
...その婚姻が完全な自己犠牲であるところの...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...ちょっと己にもう一度見せろよ」小野田はそう言って...
徳田秋声 「あらくれ」
...即ち神的理性・イデー・の自己発展としての精神の体系をば...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...いいようもない自己憐愍の心が襲って来て...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...茲に自己の經驗から得た方法を説明して見ようと思ふ...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...自分の一己の主張があつて書いたのであります...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...ギヴ・アンド・テイクの原則を期待の原則としてでなく打算の原則として考へるものが利己主義者である...
三木清 「人生論ノート」
...己未の武鑑を検すれば「奥詰御医師...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そこで己は飲むよ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...自己の専門的生活を評価しているのです...
与謝野晶子 「「女らしさ」とは何か」
...己れが住むつもりか...
吉川英治 「新書太閤記」
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