...自己満足を以て生活された...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...コンスタンティヌス帝とユスティアヌス帝コンスタンティヌス帝(c.227-334)は自己の性格としてはキリスト教の美を示さなかったが...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...ビルの奴にゃ己に逢うなあ飲むのと同じくれえ嬉しいだろうな...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...自己は自己として持続せられている...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...前述の如き自己流の見地から少しばかり評釋を試み度いと思ふ...
寺田寅彦 「天文と俳句」
...」「己もないな」浅井も傍から...
徳田秋声 「爛」
...その限り哲学自身の自己研究なのだが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...自己の存在の社會に忘れらるゝは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...己惚れと迂濶とを扱き雑ぜたる報告を選挙区民に為すの外には...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それを精練してゐて己が赤裸々に生きないのが欧羅巴なるに反し...
中原中也 「詩に関する話」
...自己自身の世界史的使命を自覚することによって...
西田幾多郎 「世界新秩序の原理」
...過去と未来との矛盾的自己同一としての現在が形を有つということである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...主観的自己の立場を否定して...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...始皇帝が之を採用したのは自己の存在を根柢から危くする天命説を破棄し去り...
服部宇之吉 「荀子解題」
...後に小島氏の姻戚となる塙氏では保己一が歿した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...己(おれ)だって大将にでもなれば...
森鴎外 「鶏」
...お前達は己の傍にさまよっていよう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...明日の生活への自己内部のエネルギーを与えてもらうことなのである...
山中貞雄 「気まま者の日記」
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