...外交官を差遣する際は、慎重な検討が必要です...
...商社では、海外の支店に社員を差遣することがあります...
...彼は上司からの差遣で、今は東京支社に勤務している...
...差遣費用は会社が負担しますので、安心して出張してください...
...実習生の差遣先は、希望する企業からの申し込みによって決まります...
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伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...扈従の侍五人を差遣はさる...
太宰治 「右大臣実朝」
...御ところに於いてはその日のうちに長沼五郎宗政さまを鎮圧のために御差遣に相成りましたやうで...
太宰治 「右大臣実朝」
...院におかれては内蔵頭忠綱さまを御使として鎌倉へ御差遣に相成り...
太宰治 「右大臣実朝」
...孔生は朝廷から差遣(さけん)せられて地方を巡察する直指(ちょくし)に忤(さかろ)うたがために官を罷(や)めさせられたが...
田中貢太郎 「嬌娜」
...」「だれを差遣(さけん)するのか...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「織成」
...海路國許エ差遣シ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...其處で帝は又試驗の爲めに他の役人をば代る/\差遣する...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...『夏すがた』の一作は『三田文学』大正四年正月号に掲載せんとて書きたるものなりしが稿成るの後自(みずか)ら読み返し見るにところどころいかがにやと首をひねるべき箇所あるによりそのまま発表する事を中止したりしを籾山書店これを聞知り是非にも小本(こぼん)に仕立てて出版したしと再三店員を差遣されたればわれもその当時は甚(はなはだ)眤懇(じっこん)の間柄むげにもその請(こい)を退(しりぞ)けかね草稿を渡しけり...
永井荷風 「書かでもの記」
...亜米利加(アメリカ)合衆国よりペルリといへる船大将を江戸へ差遣(さしつか)はし...
中里介山 「大菩薩峠」
...奉行から差遣の同心に駆られ...
長與善郎 「青銅の基督」
...鎌倉松ヶ岡東慶寺へ差遣候...
穂積陳重 「法窓夜話」
...そして「門人かか」と見える漢子(かんし)を差遣した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...八月には神祇官から宮主一人卜部(うらべ)三人が差遣(さしつかわ)せられ...
柳田国男 「海上の道」
...「これにおられるのは江戸公儀の大目附から差遣わされた方がたです...
山本周五郎 「菊屋敷」
...吾々の前に差遣(さしつか)わされた唯一...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...はるばる身共を差遣(さしつか)わされた次第じゃ...
夢野久作 「名娼満月」
...いさいは御差遣(ごさけん)の両使より...
吉川英治 「私本太平記」
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