...彼の母は巫女(ユタ)を頼んで...
池宮城積宝 「奥間巡査」
...向象賢は同じ年に民族的宗教の附属物なる巫道に向って大打撃を与えています...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...それよりも鎮守(ちんじゅ)さまのうしろに住んでいる巫女(みこ)の大多羅尊(だいだらそん)さまに頼んで...
海野十三 「超人間X号」
...己(じぶん)は巫女ヶ奈路の草の上で寝て夜が明けたところであった...
田中貢太郎 「蟹の怪」
...こんなに巫山戯半分で...
田中英光 「オリンポスの果実」
...マダム・ブランシュの神巫(シビル)のような妖気(ようき)などもこの映画の色彩を多様にはしている...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...巫臣にとって煩わしい心遣いの種子であった...
中島敦 「妖氛録」
...自分はこんな巫山戲たことをしても責任は全うするに足るべく十分の勉強を繼續して居た...
長塚節 「教師」
...紫頭巾の巫女と取つ組合ひの場を」「冗談ぢやありませんよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...生国魂はんの巫女さんに見てもらいに行きますと...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...巫山戲てばかりゐて...
ビョルンステェルネ・ビョルンソン Bjornstjerne Bjornson 宮原晃一郎訳 「鷲の巣」
...バッカスの巫女と尼と...
堀辰雄 「ノワイユ伯爵夫人」
...欧州の巫蠱(ふこ)(ウィチクラフト)また人類学にいわゆるファミリアール(眷属鬼)の一種で...
南方熊楠 「十二支考」
...岡本かの子の巫女ぶりと正子とは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...すなわち巫女(みこ)は若宮の御母なるが故に...
柳田国男 「山の人生」
...泥んこ余興森の巫女の姿と...
吉川英治 「平の将門」
...自分のうしろに立っている巫女(みこ)の直美(なおみ)であることを知った...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...巫女(みこ)殺しの謀主は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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