...彼は巨躯だが、性格は温和だ...
...彼の巨躯がバスケットボールの試合で活躍する...
...彼女の隣に座ったら、彼女の巨躯に押し潰された...
...あの巨躯の人は、車椅子に乗ることができない...
...神話には、巨大な巨躯が登場する...
...梁首席(りょうしゅせき)の巨躯(きょく)が...
海野十三 「今昔ばなし抱合兵団」
...居間から旦那様の叫喚(きょうかん)! つづいて廊下をずしんずしんと旦那様の巨躯(きょく)がこっちへ転がってくる気配がした...
海野十三 「什器破壊業事件」
...怪賊の巨躯(きょく)が...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...二十貫の主任の巨躯が...
大阪圭吉 「三狂人」
...」と言って巨躯(きょく)をゆさぶって立ち上り...
太宰治 「酒の追憶」
...しかく陳じて鐵床(かなとこ)を立ちて*煤けし巨躯起し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...もどかしげに巨躯の依頼人を見た...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...布袋のような巨躯とともに...
火野葦平 「花と龍」
...この相違を見て下さい! この澄んだ眼とあの向うの赤い眼球とを較(くら)べて下さい――この顏をあの假面と――この姿をあの巨躯と...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...見あげるようなその巨躯(きょく)に圧倒され...
本庄陸男 「石狩川」
...興至るやじつにしばしば畳叩いて三語楼と巨躯(きょく)の貞丈は...
正岡容 「寄席行燈」
...「それがいまあそこにいた女か」「おれは幾たびも話したことがあるんだ」栄二はこぶの巨躯(きょく)と...
山本周五郎 「さぶ」
...精悍(せいかん)そのもののような巨躯に...
夢野久作 「近世快人伝」
...下野の言が終るか終らぬうちその巨躯をぎしと床几(しょうぎ)から上げて...
吉川英治 「上杉謙信」
...しかし鏃(やじり)はふかく頭蓋の中に止まって、矢柄だけしか抜けてこなかったくらいなので、とたんに、彼の巨躯は、鞍の上から真っ逆さまに落ちていた...
吉川英治 「三国志」
...春宵の夢魂、まだ醒めやらぬ顔して、董卓は、その巨躯を、鴛鴦(えんおう)の牀(しょう)に横たえていたので、唐突な彼の跫音に、びっくりして身を起した...
吉川英治 「三国志」
...その巨躯をゆらゆら運んで退出して来た...
吉川英治 「三国志」
...――それが首を突きだして巨躯をまわすと...
吉川英治 「親鸞」
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