...×「巨人(きよじん)の椅子(いす)」と云う岩のある山...
芥川龍之介 「軽井沢で」
...全欧洲を席捲したる巨人のために恐るゝ所となりき...
石川啄木 「閑天地」
...この巨機の窓という窓からは...
海野十三 「大空魔艦」
...巨大な毛穴を見せて躍り狂うのです...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...巨(おお)きな箱のような連絡船が動き出すと...
徳永直 「冬枯れ」
...謎(なぞ)のような巨大な黒い影だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...其母が野に出て巨人の足跡の拇を踏んで...
内藤湖南 「女眞種族の同源傳説」
...巨大な断層をもつ法案である...
中井正一 「図書館法を地方の万人の手に」
...甲斐国巨摩郡と書いた方へ出れば右を斬られる...
中里介山 「大菩薩峠」
...巨男(おおおとこ)のむくろは月桂樹(げっけいじゅ)の葉でおおわれて都の東にある沙丘(さきゅう)に葬(ほうむ)られました...
新美南吉 「巨男の話」
...巨盗蝙蝠冠兵衛の亡霊だけが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの美食家の巨人の口に捧げられる...
原民喜 「小さな村」
...老人の胸の高さまで持ち上がっていた巨大な胸びれの後ろに...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...サンゴ礁を沈めた巨岩を投げ捨てて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...八尾の横爪巨籟氏...
前田普羅 「普羅句集」
...無産階級は多くの鎖でガンジガラミにしばられた一大巨人である...
山本宣治 「猿の演説」
...その巨きな平然とした体躯を眺めた...
横光利一 「夜の靴」
...かつては書院の巨匠朱鋭とか李辿(りてん)などと並び称されたほどな画人であった...
吉川英治 「人間山水図巻」
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