...自分は此の巨人の腹中にあつて...
石川啄木 「葬列」
...この巨塔は宇宙艇であった...
海野十三 「火星探険」
...力士にしてもはずかしくない巨漢が現われた...
海野十三 「第五氷河期」
...一匹の巨大なクモが現われたのだ...
江戸川乱歩 「影男」
...ひとりかふたりの巨像を見上げるばかりであった...
江戸川乱歩 「影男」
...それに比べてこれを蹂躙らうといふ輩のみじめさといつたら――彼等の生活はちやうど巨大胃(メガロガストリ)のやうに...
薄田泣菫 「飛鳥寺」
...火焔の傍に巨大の鼎備へしめ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...悲願の巨像を彫りつづけていることは...
中井正一 「巨像を彫るもの」
...高さ二丈を数える巨大な五輪塔の上によじのぼって...
中里介山 「大菩薩峠」
...ヒマラヤの山中に巨人かゴリラか分らない怪物が棲(す)んでいるという伝説は...
中谷宇吉郎 「イグアノドンの唄」
...視野を遮(さへ)ぎるのは長崎屋の巨大な棟(むね)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...巨大な胴を投出して転倒している馬を見ると...
原民喜 「夏の花」
...六隻の端艇と長さ八トアーズ(約七十尺)幅四トアーズ(三十五尺)という馬鹿げ切った巨大な筏――その後長く「ラ・メデュウズの筏」という名で記憶されるようになった有名な筏に分乗して...
久生十蘭 「海難記」
...つまり「巨視的出来事」とでも言いますか...
深瀬基寛 「悦しき知識」
...端のほうに巨きな松が二本あるので...
山本周五郎 「いさましい話」
...うす汚ない、ごろつきふうで、一人は巨漢、一人は痩(や)せて小さな男であった...
山本周五郎 「風流太平記」
...たちまち櫓の上から巨木岩石が雨の如く落ちてきたので...
吉川英治 「三国志」
...その巨大なる鉄腕に掴まれたものは恐怖に戦(おのの)きふるえている小さな子供だ!彼は子供をしっかと上衣(うわぎ)に包(くる)んで...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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