...唯、技巧が、多くの場合、全然僕の気に入らないがね、それは、まあ仕方がないさ...
芥川龍之介 「創作」
...それでもまだ金の足りない時には巧みに両親の歓心を買い...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...なんと巧妙なマスクだろう...
海野十三 「怪塔王」
...勝見を某所の温泉から島の療養所に移して巧みに勝見という人間の行動を不連続にならぬようはからったのです...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...悧巧な耶蘇だつて...
薄田泣菫 「茶話」
...この二人(殊に前者)はその会話やわずかな動作などによって驚くべく巧妙に書かれている...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...上記自然現象の機巧の説明に関する具体的な資料を得たようである...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...どうもやはり手首の運用で巧拙が別れるような気がする...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...それから彼等は日本人が考えているよりも案外利巧な処もあるようである...
戸坂潤 「社会時評」
...その第二線はナポレオンがいかにも巧みに配置したもので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この時パイロットは機体を巧く操縦して...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...精巧をきわめた構造になっている...
中谷宇吉郎 「自然の恵み」
...巧く当ると章魚は慌てて足で魚刺の柄にからみついて来る...
中谷宇吉郎 「真夏の日本海」
...しかし技巧をおもにして研究を重ねて行かれるうちには...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...「生存するためには」「生存することを条件として」という巧みな前提...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...巧妙な仮名を書く人は近代になってふえたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...当初蹈鞴(たたら)を取り扱いし種族は普通の農民より智巧の優越せる外来人で...
柳田國男 「地名の研究」
...偉人高僧の誕生伝記と同巧異曲なものである...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
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