...「左様なら」: If that's the case, then......
...「左様に言ってくれれば」: If you tell me how to do it......
...「左様に急がなくてもいいですよ」: There's no need to rush....
...「左様です」: That's fine/That's good....
...「左様なことを口にしないでください」: Don't say such things....
...左様右様(とさまこうさま)思ひめぐらし...
巌谷小波 「こがね丸」
...「左様か」とやはり竜次郎は素気(そっけ)なく答えた...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...「左様さ……これといって面白い思いつきもありませんが...
高村光雲 「佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし」
...今もおぼえているのでござります」「左様でござります...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...何とて左様な企てをなすべきや...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...左様なことをしては...
直木三十五 「南国太平記」
...それで考えが行詰ってしまっている」「左様...
中里介山 「大菩薩峠」
...つい今までは左様に思いましたけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...新撰組――」「左様でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...「必ずしも左様な風流沙汰ではないよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...その頃はお政も左様(さよう)さネと生返事...
二葉亭四迷 「浮雲」
...荷を下ろそうとすると、「こりゃこりゃ、左様な品、お玄関へ!」と、さむらいが、さえぎったが、闇太郎、突きのけて、「これ! この品へ、指でも差すと、この屋敷の家来として、腹を切らねばならぬぞ!」「何を、申すにことをかいて――これ、持ち帰れ!」さわぎは激しいので、詰所から二、三人、どやどやと、家来どもが出て来る...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...左様(さよう)思うて...
夢野久作 「名君忠之」
...……左様で、年は十八か九、鼻の高い、眼の鈴のように張った、どうしてなかなか美(い)い女でございました」「して、当家へ参った用向きは?」「やはり、その質物の御用でございました...
吉川英治 「江戸三国志」
...「……おウ、わしは高瀬、左様、主人の理平じゃがね……え……えっ……何? ……何だア? ……何じゃッて? ……」耳を疑るように、何度も訊き返していたかと思うと、彼は、電話機が相手の顔に見えて来たように、呶鳴(どな)ッた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...――左様なものを焼き払うのになんの惜しみがあろうぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...左様な腰抜けことばが吐(ほ)ざけたものだ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...痴情の殺人と申すのは違っとる」「左様でしょうか」「下手人は両刀を帯びた侍...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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