...」譚(たん)は殆(ほとん)ど左利きのように残りの一片を投げてよこした...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...いもがおで左利きの...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...今度ばかりは童伊の左利きを見落すわけにはゆかなかった...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...体格の立派な男で左利き...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「土色の顔」
...たしかに左利きだという事だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...右利きは左利きの十倍もあるのですから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「下手人は左利きの男...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お前は左利きかい」平次の最初の問は唐突(とうとつ)でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...血染の匕首(あひくち)を左の手に持つてゐたとしたらどんなものです」「左利きぢやなかつたのか」「飛んでもない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――虎松は左利きなら話は別だが」「もう一つ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...下手人は左利きの證據だ――この家の左利きは甲子松だとすると」平次は次の活動の氣持になつた樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...左利きは誰だ」平次は新しい問いを持出して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――江戸には何百人も何千人も左利きがあります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一人の左利きの證據だ」「それは?」「まア...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...第二に子爵は左利きである...
浜尾四郎 「正義」
...けれども左利きの人間が右手で何かする事は決して不自然ではない...
浜尾四郎 「正義」
...これは左利きの手練のさむらいの仕業だと見こみをつけていた...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...……その導火線(くちび)を差込んだ爆薬を右手に持ち換えて……左利きの奴も時々居るそうだが……片手に火を付けた巻線香を持ちながら...
夢野久作 「爆弾太平記」
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