...先年より島田左兵衛尉へ隠従致し...
中里介山 「大菩薩峠」
...主人の左兵衛は思いの外若くて三十七...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...さてその縁故をもって赤松左兵衛督(あかまつさひょうえのかみ)殿に仕え...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...有馬左兵衛佐允純(ありまさひょうえのすけまさずみ)へ永(なが)の御預仰付らる」と云うことであった...
森鴎外 「じいさんばあさん」
...左兵衛(さひょうえ)ノ督(かみ)(兄尊氏)どのへお詫びせん」といったのを...
吉川英治 「私本太平記」
...正三位左兵衛(さひょうえ)ノ督(かみ)に叙(じょ)され...
吉川英治 「私本太平記」
...吉良左兵衛(さひょうえ)ノ尉(じょう)...
吉川英治 「私本太平記」
...左兵衛佐の顔をみると...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...左兵衛佐は、まだ木口の新しい長押(なげし)や天井を見上げて、父の上野介が、これを建築する時の種々(いろいろ)な凝(こ)り方だの、普請(ふしん)の予算が不足しては、上杉家から、五千両、一万両と、大口に金を借りるたびに、母が辛い立場にあった事などを思い出して、憮然(ぶぜん)としていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...左兵衛佐は、舌打ちをして自分の部屋のほうへ向って行った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...左兵衛佐がそこを出てからも老夫婦は依然として黙り合っていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...上野介と左兵衛佐の父子(おやこ)が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...やがて左兵衛佐にそっと耳打ちした...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...左兵衛佐の住居と隠居所とは...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...嫡子の左兵衛佐は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...嫡子左兵衛佐(さひょうえのすけ)の居間へ一歩踏み込もうとした時だった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...『おん身といい、左兵衛佐といい、子には恵まれておいで遊ばすが……』と、何か又、良人(おっと)の上野介の愚痴(ぐち)を云いかけたが、上杉家の近習たちを憚(はばか)って、『怪我をしやるな...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...四位の左兵衛佐(さひょうえのすけ)となったのですら...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??