...左兵衛府(さひょうえふ)の下人(げにん)をしておったころからの昔なじみじゃ...
芥川龍之介 「偸盗」
...左兵衛督(さひょうえのかみ)は姉の大将夫人のこともいっしょにして世間体を悪く思ったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...左兵衛督(さひょうえのかみ)は高官であるから人目を引くのを遠慮して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いち早く、左兵衛ノ府から、検断所兵の無法なる闖入(ちんにゅう)を――お座近くまで報じて来ていたのはいうまでもない...
吉川英治 「私本太平記」
...左兵衛(さひょうえ)ノ督(かみ)であるにたいし...
吉川英治 「私本太平記」
...参議左兵衛(さひょうえ)ノ督(かみ)とまで...
吉川英治 「私本太平記」
...左兵衛佐(さひょうえのすけ)は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...何も、鶴のせいでは……』家老の左右田孫兵衛が、わざと、笑い消すと、『いや!』と、左兵衛佐は、かぶりを振って、『生物は、元来、父上もお嫌いなのじゃ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...左兵衛、夜になったら、一つ船で、新居へ移ろう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...左兵衛佐がそこを出てからも老夫婦は依然として黙り合っていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...左兵衛佐は急に落着かない眼をして...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...父を護る覚悟でいた左兵衛佐(さひょうえのすけ)は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...上野介の嫡子(ちゃくし)吉良左兵衛佐(さひょうえのすけ)は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...子息左兵衛佐の首(しるし)をあげた場合の注意...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...左兵衛佐様は)彼の血相のうちには...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...嫡子左兵衛佐』惜しいことをと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...紙包 一つ右之通り慥(たしか)に請取(うけとり)申候 以上吉良左兵衛内左右田孫兵衛斎藤宮内泉岳寺御使僧石獅僧一呑僧『それで宜しゅうござるか』と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...これが足利左兵衛督国朝(あしかがさひょうえのかみくにとも)で...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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