...左にその二三を記し...
芥川龍之介 「念仁波念遠入礼帖」
...右へも左へも五十三十...
泉鏡花 「海異記」
...左手の唯一軒の家は禰宜の居也...
大町桂月 「白河の關」
...左様な席へもお出ましにならず...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...三伯父昌左衞門の養子となつた幼名作之助は...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...卑しむことはできませぬ」「それで――」左源太は...
直木三十五 「南国太平記」
...または左へ折れ玄関を通過して書斎へと抜けるであろうか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...第一のナロウドニキ風に左翼に流れこんで行くであろう連中のことも...
三好十郎 「恐怖の季節」
...左右はそうした絵の優劣を論じ合っているが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...左右には二郎、三郎の二人の息子が狛犬(こまいぬ)のように列(なら)んでいる...
森鴎外 「山椒大夫」
...月蝕って人間の意志で左右されるかしら? ホホホ……小学校三年生の常識をもってこなくちゃね...
矢田津世子 「罠を跳び越える女」
...明り障子の左右があけてあり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...十左衛門はひどく恐縮していたようです」「涌谷どのは五時だな」「席は松山さんです」「五時か...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...つまり当代の左近将監(さこんしょうげん)には実母に当るからだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...では左様なら、キキリツツリ」と云う裡(うち)に、雨戸の桟にいた虫の姿はフッと消え失せてしまいました...
夢野久作 「キキリツツリ」
...あわてて姿を隠しかけた日本左衛門の近くをかすッて...
吉川英治 「江戸三国志」
...明智左馬介光春、ただいま湖水を乗り渡し候ふ馬也...
吉川英治 「新書太閤記」
...大掾の国香は、館の奥で、毛皮の上に坐りこみ、良兼、良正の両叔父をも、左右において、小次郎へいい渡した...
吉川英治 「平の将門」
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