...賊の巣くつはつきとめたし...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...賊の巣くつは、今や警官隊によって、まったく包囲されてしまったのです...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...行く先はいわずと知れた二十面相の巣くつです...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...ほんものの美術品がちゃんと賊の巣くつに運ばれてしまって...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...ほんとうの宿直員は賊の巣くつへおしこめておいて...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...とうとう賊の巣くつにはいることができました...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...賊の巣くつをつきとめ...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...やつらの巣くつにきまっている...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...犯人の巣くつを発見しましたから...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...賊はとうとう安全な巣くつへ逃げこんでしまったのです...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...以前の巣くつは、国立博物館事件のとき、明智探偵のために発見され、ぬすみあつめた宝物を、すっかりうばいかえされてしまいましたが、それからのち、二十面相は、また、おびただしい美術品をぬすみためて、この新しいかくれがの地下室に、秘密の宝庫をこしらえていたのです...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...巣くつてる鳥まで自分のものだとは言ふまい」「いや...
薄田泣菫 「山雀」
...彼の内部に一度巣くつた憧憬(しようけい)は...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...彼の心のなかに巣くつてゐる野性の鶴は...
太宰治 「猿面冠者」
...かうしたじめ/\した池沼のほとりの雰囲気はいつも自分の頭の何処かに幼ない頃から巣くつてゐる色々な御伽噺中の妖精を思出すやうである...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...年ごとに不決断と無精の虫が巣くつてゐた...
徳田秋聲 「余震の一夜」
...料理屋と芸者屋がそちこちに巣くつてゐるだけであつた...
徳田秋聲 「老苦」
...晝顏や薔薇の蕾に巣くつた極樂鳥(ごくらくてう)の模樣はいつも私に熱狂的な感嘆を呼び起したものである...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
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