...当時(とうじ)筑紫路(つくしじ)から出雲路(いずもじ)にかけて御巡遊中(ごじゅんゆうちゅう)の小碓命様(おうすのみことさま)なのでございました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...欧米各国を巡遊して...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...余が地方巡遊中にもたびたびこれについて質問を受けることがある...
井上円了 「おばけの正体」
...余が出雲(いずも)巡遊中に聞いた話を紹介しよう...
井上円了 「おばけの正体」
...跡に殘る問題はただ一つメール社の巡遊相談で...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...當地へ本年はえらい人々が巡遊に來ることやら...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...ところがその後欧州諸国を巡遊してデンマーク国に行き...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...相房(そうぼう)を巡遊す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...一つには彼が南欧地方を巡遊したと云う経験を持っていたと云うことにもよるであろうが彼の学究的態度なり...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...あとの半(なかば)はローマだとかポムペイだとかの舊蹟(きゆうせき)を巡遊(じゆんゆう)するといふあり樣(さま)であります...
濱田青陵 「博物館」
...漁船に同乗して大島を巡遊するの記...
牧野信一 「貧しき日録」
...御輿といふものゝ巡遊がある...
柳田國男 「祭のさまざま」
...用談後は一層うちとけて近々洋行の準備やら聖地巡遊についての話があってお暇...
山本笑月 「明治世相百話」
...魏王曹丕(そうひ)の巡遊が実現された...
吉川英治 「三国志」
...敵国巡遊記(てっこくじゅんゆうき)「やあ...
吉川英治 「新書太閤記」
...八年の二月、大挙して、京都へ出た信長は、その夥(おびただ)しい人数と行装(ぎょうそう)の威を誇示しながら、山崎、郡山、伊丹(いたみ)などの大坂近郊を、巡遊していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...のん気に(今のようなスピード旅行でなく)二十日余りを巡遊したおりと...
吉川英治 「随筆 新平家」
...将軍様には今し方作事場(さくじば)を一巡遊ばして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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