...「州境を越えると気候が変わったよ」と友達に話した...
...「この道を進むと州境を超えるから、注意してね...
...「州境でパスポートを見せないといけないから、忘れないでね...
...「あの山の向こうが州境だよ」と指差しながら話した...
...「先週末、州境を越えて長距離ドライブに行ったんだ...
...第五一項 跛者の偽造伊予の国にて讃州境に接近せる某村に...
井上円了 「おばけの正体」
...上州境の連山が丁度(ちやうど)屏風(びやうぶ)を立廻したやうに一帯に連(つらな)り渡つて...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...猶(なほ)少し遠く上州境の山が深紫の色になつて連(つらな)り亘(わた)つて居る有様や...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...西の方甲州境の山から起って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...信州境から郡内(ぐんない)...
中里介山 「大菩薩峠」
...甲州境に高尾山薬王院というお寺があるのよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...泉州境(せんしゅうさかい)で親しくなった葡萄牙(ポルトガル)人スデロを呼び寄せ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一九三一年十月三十日、自動車は、州境に差掛って、此処で、州と州との間に、犯人引渡しの形式的な手続がある...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...これにはんして釜無川(かまなしかわ)の岸にちかい信州境(しんしゅうざか)いの農家は...
柳田国男 「母の手毬歌」
...今では甲州境の山にさえ少なくなった...
柳田国男 「雪国の春」
...どこで」「甲州境の小仏(こぼとけ)の山で――...
吉川英治 「江戸三国志」
...美濃の明知(あけち)から三州境へかかるこの峠も...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...汝南州境の古城に張飛がたて籠っていると聞いてにわかにそこを訪ねてみようものと...
吉川英治 「三国志」
...そのお道すじの播州境へと...
吉川英治 「私本太平記」
...泉州境のすこしばかりな飛地を...
吉川英治 「新書太閤記」
...すでに播州境(ばんしゅうざかい)に近づいていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...播州境(ざかい)に木戸を設け往来人を検(あらた)めていたところ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...秩父(ちちぶ)や甲州境の山の影が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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