...急に高まつた川瀬の音が...
石川啄木 「鳥影」
...川瀬の音も遠くなつた...
石川啄木 「鳥影」
...春の川瀬をかちわたり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...川瀬の音がはつきり身近かに聞かれるやうになると...
竹久夢二 「砂がき」
...五江尻の宿へ泊った夜酔うて伏見の千両松淀の川瀬の小車は輪廻(りんね)々々と夜をこめてと...
直木三十五 「新訂雲母阪」
...川瀬の音と和して...
葉山嘉樹 「万福追想」
...一川瀬美奈子――...
牧野信一 「階段」
...あの川瀬美奈子さんだつたのですか?」久保は悸々(おど/\)と訊き返した...
牧野信一 「階段」
...つまらないことばかりに興味を持ちたがる川瀬へ...
牧野信一 「蝉」
...かけきやは川瀬の波もたちかへり君が御禊(みそぎ)の藤(ふぢ)のやつれを紫の紙に書いた正しい立文(たてぶみ)の形の手紙が藤の花の枝につけられてあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中川瀬兵衛を説かせれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...中川瀬兵衛にしても高山右近たりとも甚だ心外らしかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...高山右近も中川瀬兵衛も...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉は寺内の一隅にある老松の根がたに筵(むしろ)を敷かせ、堀秀政、中川瀬兵衛、高山右近、黒田孝高(よしたか)、蜂須賀彦右衛門などと、膝組んで何か談笑を交えながら、そこで一緒に兵糧の握り飯を喰っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...口に出してそれを立腹した中川瀬兵衛も...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのとき――「中川瀬兵衛清秀はここぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...中川瀬兵衛の首級は...
吉川英治 「新書太閤記」
...善戦した中川瀬兵衛の討死や...
吉川英治 「新書太閤記」
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