...加嶋屋源太兵ヱものがたりに...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...細菌学者と公使8・27(夕)宮嶋幹之助(かんのすけ)氏といへば...
薄田泣菫 「茶話」
...船が横浜を発(た)つ二三日前、宮嶋氏の玄関へ、つひぞ見知らぬ男が訪ねて来た...
薄田泣菫 「茶話」
...稽古は嶋の内の稽古場の方へ行けばよかったので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...父と一緒に蒟蒻嶋(こんにゃくじま)とか云う所の大黒屋と云う鰻屋へたびたび行ったことがあったので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...幸子たちは何となく雑談を交す気持でいるうちに、井谷が既に雪子のことを国嶋夫妻や御牧に話したばかりでなく、かねて手許(てもと)に預かっていた雪子の見合い写真までも示したこと、写真の評判が非常によいこと、昨夜も国嶋邸で、雪子がとてもそんな歳とは見えないと云う説が専(もっぱ)らであったこと、御牧は実物にお目に懸る迄(まで)もなくこの写真なら結構であると云い、蒔岡側に故障のない限り、自分では早くも雪子を貰(もら)う算段をしていること、井谷は仲人口(なこうどぐち)は利きたくないので、蒔岡の家庭の事情、―――渋谷の本家と蘆屋の分家との関係、義兄辰雄と雪子や妙子との折合のよくないことやその理由などに就いて、知っている限り隠さずに云って置いたこと、でも御牧と云う人はそんなことを聞いても一向平気で、結婚の意志を変えるなんと云う様子はないこと、彼は昔放蕩(ほうとう)した経験があるので、そう云う点は非常に分りがよいと云うのか、超越してしまっていると云うのか、甚(はなは)だ恬淡(てんたん)に出来ていること、等々を、いつの間にか知らされた次第であった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...むかし向嶋の風景を見に行つた人達が蔵前と鐘ヶ淵の烟突をいやがつたやうなもので...
永井荷風 「畦道」
...湯嶋天神境内(ゆしまてんじんけいだい)...
永井荷風 「桑中喜語」
...曾て柳嶋橋本に飲み...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...まさか誰も彼もまがいの大嶋と限ったわけでもなかろうからね...
永井荷風 「十日の菊」
...向側(むこうがわ)を見ると青嶋(あおしま)が浮いている...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...三嶋神社(みしまさま)の角をまがりてよりこれぞと見ゆる大厦(いゑ)もなく...
樋口一葉 「たけくらべ」
...福嶋をこよひの旅枕と定む...
正岡子規 「かけはしの記」
...先年松平新太郎因伯兩州領知之節相窺之伯州米子町人村川新兵衞大谷甚吉至レ今入二竹島一にて爲二漁獵一向後入島之義制禁可二申付一旨被二仰出一可レ存二其趣一恐惶謹言元祿九年子正月二十八日土屋相模守戸田山城守阿部豐後守大久保加賀守松平伯耆守殿宗對馬守義功より出たる家譜に元祿九年因幡國與(と)朝鮮國與(と)之間竹嶋與(と)唱(となへ)候嶋有レ之...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...また前に)嶋有(高五十間...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...さて松嶋の雲居は...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...父と東京へ出て来て向嶋に住んでゐる所へ...
森鴎外 「俳句と云ふもの」
...中の嶋あたりに高層建築が殖えれば殖えるほど...
和辻哲郎 「城」
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