...嶄然(ざんぜん)足角を現わしている...
有島武郎 「星座」
...馬琴の人物もまた嶄然(ざんぜん)として卓出している...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...当時はこうした作風はまず嶄新(ざんしん)であって...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...嶄然(ざんぜん)として頭角を顕(あら)わすがごとしといえども要するにこれみな政府の余力により...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...教学特に東洋教学の嶄然たる固有特色なのである...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...そして教学としてもっとも著しい嶄然たる特色を有つものは...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...明和に入りて嶄然(ざんぜん)として頭角を現はすや...
永井荷風 「江戸芸術論」
...何分嶄新なその耕作法は...
中原中也 「心理的と個性的」
...嶄新(ざんしん)な名案を呈出するに違ない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...嶄新(ざんしん)奇抜(きばつ)な方法を発見したいためなんです...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...凡そ嶄新なポンチ絵風の手法を用ゐた...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...呆れる許りの放胆さ嶄新さがあつたと云へる...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...その未来を語ること嶄新奇抜な「楠無益委記」にして尚且...
正岡容 「大正東京錦絵」
...橋あり長さ数十間その尽くる処嶄岩(ざんがん)屹立(きつりつ)し玉筍(ぎょくしゅん)地を劈(つんざ)きて出ずるの勢あり...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...最も嶄新(ざんしん)な学術の芽生えでなければならぬ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...もっとも嶄新(ざんしん)奇抜な探偵事実談があるが一つ拝聴してみないか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...嶄然(ざんぜん)...
吉川英治 「三国志」
...嶄然(ざんぜん)...
吉川英治 「新書太閤記」
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