...皆崑崙奴(くろんぼ)の形相...
泉鏡花 「海神別荘」
...西(にし)には崑崙雪山(こんろんせつざん)の諸峰(しよぼう)が際涯(はてし)なく連(つらな)り...
伊東忠太 「妖怪研究」
...このとき崑崙(こんろん)山上の大火はまだ熄(や)んでいず...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...崑崙山嶺の紅焔(ぐえん)を圧倒するようになった...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...崑崙山(こんろんさん)や...
中里介山 「大菩薩峠」
...黒漆の崑崙(こんろん)が跳(おど)り出します...
中里介山 「大菩薩峠」
...北に崑崙(コンロン)...
久生十蘭 「新西遊記」
...崑崙(こんろん)人の船が三河(みかわ)の海岸に漂着した時に...
柳田国男 「木綿以前の事」
...崑崙茶(こんろんちゃ)婦長さん……看護婦長さん...
夢野久作 「狂人は笑う」
...この崑崙茶の一件なのです...
夢野久作 「狂人は笑う」
...キット崑崙茶を飲みたいというところまで...
夢野久作 「狂人は笑う」
...お出入りのお茶屋が又チャンチャン一流の形容詞沢山で……崑崙茶の味を知らなければ共にお茶を談ずるに足らず……とか何とか云って...
夢野久作 「狂人は笑う」
...やがて崑崙山脈の奥の秘密境に在る...
夢野久作 「狂人は笑う」
...滅亡(ほろ)びた崑崙王国の万霊を慰めるのだそうですが...
夢野久作 「狂人は笑う」
...だんだんと崑崙山脈の高い高い地域に移動して行きます...
夢野久作 「狂人は笑う」
...それ程左様にこの崑崙茶が...
夢野久作 「狂人は笑う」
...『東征伝』によれば、随行の弟子は、揚州白塔寺僧法進、泉州超功寺僧曇静、台州開元寺僧思託、揚州興雲寺僧義静、衢州霊耀寺僧法載、竇州開元寺僧法成、その他八人の僧と、藤州通善寺尼智首、その他二人の尼と、揚州優婆塞(うばそく)潘仙童、胡国人安如宝、崑崙国人軍法力、瞻波(せんば)国人善聴、その他を合わせてすべて二十四人であった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...崑崙(こんろん)国はコーチンチャイナ(仏領インドシナ)のある国を意味し...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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