...崑崙外史(こんろんぐわいし)の題詞に...
芥川龍之介 「骨董羹」
...西(にし)には崑崙雪山(こんろんせつざん)の諸峰(しよぼう)が際涯(はてし)なく連(つらな)り...
伊東忠太 「妖怪研究」
...『あいびき』に由てツルゲーネフの偉大と二葉亭の訳筆の価値とを確認した読者は崑山(こんざん)の明珠を迎うる如くに珍重愛惜し...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...「崑生はわしの婿だ...
田中貢太郎 「青蛙神」
...それによって神の夫婦が時おり崑の家に姿を顕わした...
田中貢太郎 「青蛙神」
...崑は火のように怒って承知しなかった...
田中貢太郎 「青蛙神」
...夜になって崑の母親と崑が病気になって...
田中貢太郎 「青蛙神」
...崑は辞退したが、止めなかった...
田中貢太郎 「青蛙神」
...最後の氷河期の氷河が崑崙(こんろん)の北麓(ほくろく)に押し出して来て今のコータンの近くに堆石(たいせき)の帯を作っている...
寺田寅彦 「ロプ・ノールその他」
...こんよりと底澄みのしたきめの細かいその果汁はさながら崑崙(こんろん)の玉を溶かしたかのようにみえる...
中勘助 「胆石」
...君聞かずや胡笳(こか)の声最も悲しきを紫髯緑眼(しぜんりよくがん)の胡人吹くこれを吹いて一曲なほ未だ終らざるに愁殺す楼蘭征戍(ろうらんせいじゆ)の児涼秋八月蕭関(せうかん)の道北風吹き断つ天山の草崑崙山(こんろんさん)の南...
中里介山 「大菩薩峠」
...キット崑崙茶を飲みたいというところまで...
夢野久作 「狂人は笑う」
...ところで崑崙茶を飲みに行く連中が...
夢野久作 「狂人は笑う」
...その中に崑崙を飲みに行く富豪だの貴人だのが...
夢野久作 「狂人は笑う」
...やがて崑崙山脈の奥の秘密境に在る...
夢野久作 「狂人は笑う」
...中毒患者の崑崙仙士君です...
夢野久作 「狂人は笑う」
...平生愛乗致しておりまするあの御承知の白馬『崑崙(こんろん)号』と共に参加致したいとの希望……」あとの言葉は耳が潰れたかと思われる拍手の音で聞えなくなってしまった...
夢野久作 「暗黒公使」
...『東征伝』によれば、随行の弟子は、揚州白塔寺僧法進、泉州超功寺僧曇静、台州開元寺僧思託、揚州興雲寺僧義静、衢州霊耀寺僧法載、竇州開元寺僧法成、その他八人の僧と、藤州通善寺尼智首、その他二人の尼と、揚州優婆塞(うばそく)潘仙童、胡国人安如宝、崑崙国人軍法力、瞻波(せんば)国人善聴、その他を合わせてすべて二十四人であった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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