...面(おもて)はさながら崑崙奴(こんろんぬ)の如く黒けれど...
芥川龍之介 「るしへる」
...このとき崑崙(こんろん)山上の大火はまだ熄(や)んでいず...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...崑崙山嶺の紅焔(ぐえん)を圧倒するようになった...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...「崑生はわしの婿だ...
田中貢太郎 「青蛙神」
...すぐ十娘を送ります」崑は...
田中貢太郎 「青蛙神」
...崑も十娘であるがためにこらえなかった...
田中貢太郎 「青蛙神」
...崑は入ってきて母の顔に涙の痕のあるのを見つけて...
田中貢太郎 「青蛙神」
...崑もまた笑っていたのがかわって嗔(いかり)となった...
田中貢太郎 「青蛙神」
...崑はそこでますます十娘を思うて...
田中貢太郎 「青蛙神」
...崑は喜びのあまりにとび起きて言った...
田中貢太郎 「青蛙神」
...それから崑生もまたおとなしくなって...
田中貢太郎 「青蛙神」
...氷点下何度といふ代りに標高一万米突の崑崙山を持つて来たわけもあるが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...今でも崑君なんかが利用している『水虎考略』...
柳田国男 「故郷七十年」
...崑崙茶がドンナお茶か見当が付けば...
夢野久作 「狂人は笑う」
...中には崑崙茶の味なんか知らないまま...
夢野久作 「狂人は笑う」
...清水崑氏だなと思う...
吉川英治 「随筆 新平家」
...伊藤仁斎や山井崑崙(こんろん)などの...
和辻哲郎 「孔子」
...崑崙国人軍法力はあの美しい仏頭の作者である...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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